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内外で響く韓国経済に対する「警告音」

OECD推定景気先行指数が21ヶ月め下落「歴代最長」 

  • 内外で響く韓国経済に対する「警告音」

内外に韓国経済に対する悲観的な見通しがあふれている。経済協力開発機構(OECD)が推定した韓国の景気先行指数(CLI)は21ヶ月連続で下落し、「通貨危機」時代の記録を塗り替えた。経済専門家らが1月末に予測した今年の輸出増減率見通しは2.2%で、3ヶ月前よりも1.9%ポイント下落した。

12日のOECDによると、昨年12月時点の韓国のCLIは99.19で、前月(99.20)よりも0.01ポイント下落した。

2017年3月以後、21ヶ月連続の下落だ。これは通貨危機を経験した1999年9月から2001年4月までの20カ月連続の下落を超えたもので、史上最長記録だ。 OECDのCLIは6~9カ月後の景気の流れを予測する先行指標だ。 100を超えると景気上昇で、100以下の場合は景気下降信号と解釈するが、韓国のCLIは昨年5月から8カ月連続で100を下回った。

韓国経済に対する警告音を鳴らしたのは国内機関も同じだ。韓国開発研究院(KDI)はこの日に「経済動向2月号」で、4カ月連続で全体的な景気が鈍化しているという分析を出した。 KDIは「生産と需要の側面で景気鈍化傾向が続いていると判断される」と述べた。輸出減少が深刻になる中で、内需と生産も低い増加率を記録するなど、経済全般で不振のようすが現れたという分析だ。

特にKDIが四半期ごとに実行する経済専門家アンケートにおける2019年の輸出増加率見通しは、昨年の第2四半期は6.9%と予測されたが昨年10月末には4.1%に低下したし、今年の1月末には2.2%にまで低下した。
  • 毎日経済_ムン・ヂェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-02-12 19:42:05




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