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韓国全域、5日も微細粉塵「最悪」


4日、首都圏を含む9つの広域市からも微細粉塵緊急低減措置が発令されたが、5日も全国で高濃度の微細粉塵が猛威を振るう観測だ。首都圏は史上初めて、五日連続の緊急低減措置が発令されると予想される。

環境部と国立環境科学院は4日、明日5日の首都圏・江原嶺西・忠清圏・光州・全北は微細粉塵濃度が「非常に悪い」、その他の圏域は「悪い」レベルだ予報した。超微細粉塵濃度も首都圏・江原嶺西・忠清圏・光州・全北は「非常に悪い」で、その他の地域は「悪い」レベルだろうと予想した。

このことから、2017年に微細粉塵の緊急低減措置が導入されて以来、首都圏に五日連続の緊急低減措置が下される可能性が高まった。発令日に超微細粉塵の一日平均濃度が50㎍/㎥を越えて、次の日も50㎍/㎥を超えるものと予測される場合に緊急低減措置が発令されるが、5日の首都圏の超微細粉塵濃度は「非常に劣悪」( 76㎍/㎥以上)が予測されているからだ。

国立環境科学院の関係者は、「大気の停滞で国内外の微細粉塵が蓄積され、国外の微細粉塵が加わって全圏域で濃度が高くなると予想する」と述べた。パン・ギソン天気予報センター長は、「西風に乗って中国の微細粉塵が、安定したわが国の国内大気に乗って停滞し、超微細粉塵や粉塵濃度を悪化させている」とし、「6日の南部地域は雨脚で少しずつ大気の質がよくなり、7日から北西に降りてくるシベリア高気圧の影響で微細粉塵の停滞がはれるだろう」とした。

一方、ソウル市は今月中に漢江公園の11ヶ所の入り口に微細粉塵信号を設置する。微細粉塵信号は粉塵濃度を遠くからでも確認できるように、LEDの電光掲示板で色別を示す設備だ。赤は「非常に劣悪」(PM-10 151以上)、黄色は「悪い」(PM-10 81~150)、緑は「通常」(PM-10 31~80)、青は「良い」(PM- 10 0~30)を意味する。
  • 毎日経済_チェ・ヒョンヂェ記者/シン・ヘリム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-03-04 18:05:56




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