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「アベンジャーズ」で「バーガーキング」ご機嫌

映画封切り後に売上げ40%急増 

先月、映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』の公開日が近づくと、食品業界では劇中のキャラクターを活用したパッケージ商品を続々と発売し、ファンの心をつかむために乗り出した。

いくつもの企業がマーケティング活動に熱を上げた中で、実際にアベンジャーズ特需を享受したのは、まさに「バーガーキング」だ。バーガーキングのチーズバーガーは映画公開後、目に見えて売上げ成長を示した。劇中でアイアンマンが最も好む食べ物として何回か登場したことが、間接マーケティング効果を生んだと分析される。

9日の業界によると、バーガーキングのチーズバーガーは映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』上映後の売上げが40%以上も増加した。これは映画の公開前の週(4月16~23日)と、封切り後一週間(4月24日~5月1日)を比較した数値だ。

ほかの企業とは異なり、バーガーキングは事前にアベンジャーズを活用したマーケティングを進めていなかったという点で、今回のチーズバーガーの善戦は異例だという分析だ。代表商品であるワッフル類や新製品のオールデイキングメニュー以外にはプロモーションも実施していなかった。

バーガーキングのチーズバーガーがシーンに自然に溶け込んだことも、間接マーケティングにつながったと業界関係者は口をそろえる。

バーガーキングの関係者は、「とくに広報活動をしていなかったが、劇中でアイアンマンが好んで食べる食べ物としてチーズバーガーが言及されたことが売上げに影響を及ぼしたものと見られる」とし、「チーズバーガーを食べてソーシャルネットワークサービス(SNS)に認証ショットとコメントを残す人も増えた」と言う。

チーズバーガーの人気を最も直接的に体感するのは映画館の隣接店だ。観覧直後にバーガーキングでチーズバーガーを食べ、映画の話を交わす人々が目に見えて増えたというのが会社側の説明だ。アベンジャースの歴代最短期間1000万観客突破に成功するなど、興行街道を走っている。
  • 毎日経済_シム・ヒジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-05-09 19:22:53




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