香港でも大人気 …幼児用スキンケア「宮中秘策」


  • 香港のSASAの屋外広告に登場した「宮中秘策」。 写真提供=ゼロツーセブン



国内で突風を起こした幼児・児童用スキンケア「宮中秘策」が香港の母親たちまで捕らえた。

宮中秘策は香港最大のビューティーストアである「SASA(ササ)」の幼児・児童カテゴリーで先月1位を占めた。ササは香港・マカオ・シンガポール・マレーシアなどに280店舗あまりを保有しているアジア最大の美容ストアで、世界の700以上の化粧品ブランドが熾烈な販売競争を繰り広げるところだ。

宮中秘策の関係者は「2017年11月、香港のササとの独占供給契約を締結してから2年足らずの状態で収めた成果」だとし、「進出以来の根強い人気で、今年4月に最終的に売上げ1位のブランドに上がった」と説明した。

宮中秘策は毎日乳業の関係会社であるゼロツーセブン(Zero to Seven)が運営する乳幼児用の化粧品ブランドで、2008年2月にローンチした。宮中秘策は世界市場の拡大のために、2017年に香港ササに単独で入店した。入店はササの積極的な「ラブコール」で成功した。 2016年の天猫Tmallなど中国の代表オンラインチャネルへの進出以来、中華圏での高い人気が最終的に香港・マカオ内の110店舗あまりのササへの入店につながった。国内の乳幼児スキンケアブランドとしては初の進出だった。

宮中秘策を求める香港人が増えて、ベビースキンケアからサンケアまで20以上の製品が店舗の入口からメインの売台に並べられ、ブランドパワーを誇示している。単一ブランドの製品数でも最も多い。

香港での人気の秘訣は製品力と安全性、そして差別化されたコンセプトだ。

宮中秘策は自然由来の成分である「五枝湯(オヂャタン)」を全スキンケア製品に適用し、まろやかで安全な成分のみを提供するというイメージを構築した。おかげで信頼性が高くなった。

五枝湯は朝鮮王室の最初の風呂の湯に使われたという処方で、昔の文献をもとに5つの木の有益な成分を抽出した。これは毎日乳業皮膚生命科学研究所の技術力とあいまって、香港の消費者の感性を刺激したという評価だ。

今年の5月にはササの主要店舗で、屋外広告を行うことも話題だ。ササの屋外広告は700あまりの世界のビューティーブランドが毎回激しい競争を繰り広げるほど人気が高い。宮中秘策は今回、幼児用スキンブランドでは珍しく執行権を獲得し、今月は一か月のあいだ8つの支店で屋外広告を行っている。

特に尖沙咀・コーズウェイベイ・旺角など香港の主要なショッピング中心地をはじめ、マカオを代表する有名観光地である「ザ・ベネチアン・マカオ」モールのササ店で大規模な広告を同時多発的に掲載し、世界の人々の注目も集めている。

香港ササのカテゴリー開発部門のビビアン・コ副社長は、「宮中秘策は信頼性とブランド選好度が高い」とし、「ビューティー市場の激しい競争にもかかわれず、宮中秘策は説得力のあるブランドストーリーと美しい製品設計や高品質製品で、香港の消費者の心をつかむことに成功した」と説明した。続けて、「まもなくササは妊婦を満足させる宮中秘策のウーマンケア製品も新たに発売する計画だ」と伝えた。

グローバルな成果は国内市場での善戦が基盤になった。

宮中秘策のベストセラー「モイスチャークリーム」は昨年下半期に累積販売100万個を突破し、国内で製品力を認められた。昨年の売上げは前年比で50%以上も増加した。このような成果をもとに、「2019年国家ブランド大賞(NBA)」の幼児スキンケア部門で1位を占めた。

免税店の成果も目立つ。宮中秘策のサンケア製品は、昨年上半期(1~6月)の国内免税店の売上げが前年同期比で375%増加した。今年も前年比140%以上の成長を見せている。これらに続いて、中国と東南アジア市場にサンケア製品を本格的に出荷し、今年の第1四半期の輸出額は前年同期比で17倍に急増した。

宮中秘策は今月末、マレーシアのササ70店舗にも入店する。香港とマカオなどの中華圏に続いて東南アジアまで進出し、「宮中秘策ロード」を開拓する計画だ。ゼロツーセブンコスメ事業部のイ・ソンジュ常務は、「国内と香港で収めた成果が、中華圏と東南アジア市場拡大の橋頭堡の役割を果たした」とし、「世界市場で韓国を代表する幼児・児童プレミアムブランドとして成長するための研究開発を継続するつもり」だと述べた。
  • 毎日経済_イ・ユンジェ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-05-19 20:08:28