李韓銀総裁、金利引き下げを示唆



第1四半期のマイナス成長の衝撃にもかかわらず「基準金利引き下げで対応する状況ではない」と、金利を下げることに否定的な立場を見せた李柱烈(イ・ヂュヨル)韓国銀行総裁が、半月もたたずに今後の金利引き下げの可能性を示唆した。

李総裁は12日、ソウル市中区のプヨン太平ビルで開かれた韓国銀行創立第69周年記念式で、今後の金融政策の方向と関連して「最近の米国と中国の貿易紛争と半導体景気など、対外要因の不確実性が大きく高まった」とし、「その展開推移と影響を綿密に点検しながら、経済状況の変化に応じて適切に対応していく」と述べた。これと関連し、式典後に記者らと会った李総裁は、「米・中貿易紛争がわが国の経済を難しくする方向に展開しており、半導体景気も当初の予想よりも回復時期が遅れる可能性があるようだ」とし、「わが国の経済の流れを左右することがありうる2つの要因が予想よりも難しい方向に向かっている」と説明した。

先月の31日に金利凍結の決定直後に開かれた記者懇談会の時でさえも、李総裁は金利引き下げに否定的な立場だった。

当面は国内経済が困難に見えても、下半期に入って政府の拡張的財政政策とあわせて輸出・投資不振が緩和されると、成長の流れが良くなるという期待があった。しかし米・中貿易の葛藤が長期化する兆しであるうえに、6月の輸出さえ半導体を中心に大幅に下落することが確実視され、立場に変化が生じたものと考えられる。基準金利の引き下げかどうかを決定する韓銀の金融通貨委員会は7月18日に行われる。
  • 毎日経済_イ・ユソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-06-12 18:01:37.0