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[アンケート]「英語の実力は社会生活の競争力」

トレンドモニターのアンケート、私の実力は初歩から抜け出せない、82% 

嫌いでも好きでも、英語は世界人の公用語になってしまった。

外国旅行に行かなければ、英語ができなくても不便なことは一つもなさそうだが、部屋の隅に閉じこもっていても、英語の実力がもう少しあればよかったと嘆くことが多い。

Googleで検索しても韓国語だけでは限界がある。

だから、英語の実力が個人の競争力を左右するといっても決して過言ではない。

英語を自由に駆使する人は、競争力を備えたと評価し、英語を上手になりたいという欲求も強い。

市場調査企業のエムブレイン・トレンドモニターが全国の成人男女1000人を対象に実施したアンケート調査でも、回答者の86.6%が「英語が上手になりたい」という願望を表現した。このような願望は性別や年齢と関係なく、誰もが持っている。

回答者のほとんど(86.4%)が、英語が上手だと、様々な機会が保障されると見ており、英語を上手になることが一種の権力という主張にも同意する人が決して少なくはなかった。(同意42.9%、非同意43.8%)

もちろん、英語の実力だけで万事が通用するとは思わない。全体回答者の83.6%が職場で英語が上手だからって仕事ができるわけじゃないと回答し、英語さえできれば、他の能力が足りなくても就職に問題がないという項目に同意する人は26.5%に過ぎなかった。

しかし、英語は韓国社会で生きていく上で必要な条件であり手段であるという考えには変わりない。社会生活をする時は「英語をある程度駆使できなければならない」という意見が62.6%で「英語を話せなくてもかまわない」(36.4%)という意見を大きく上回った。

それなら、自分の英語の実力はどの程度なのだろうか?

回答者のほとんどが、自分の英語力を初心者または超初心者レベルと評価している。最も重要な「スピーキング能力」に対しては、全体回答者の80%以上が初心者(41.1%)または超初心者(40.9%)という診断を下しており、ヒアリングの実力についても初心者 (40.5%)、超初心者(31.9%)という回答が80%に近かった。

  • [アンケート]「英語の実力は社会生活の競争力」
自らこんな診断を下したのだから勉強を熱心にするだろう。
回答者10人のうち7人が、英語の勉強に必要性を感じているから、当然忙しくても時間を割いて勉強をしていると思ったが、現実はそうではなかった。

英語の勉強をしているという回答者は全体の19.6%に過ぎなかった。回答者10人のうち3人は社会生活を始めた後、一度も英語の勉強をしたことがないと答えた。

英語の勉強をしない人たちが語った理由は、日常生活で特に英語を使用することがないから(40.3%、複数回答)ということだ。英語の勉強のために時間を作ることも難しく(30.6%)、時間的余力もない(27.7%)というのが英語の本を片隅に遠ざけておく理由だろう。

英語の必要性は感じるが、いざ使うことがあまりないので、意志が折れてしまうようだ。少なからぬ回答者(26%)が勉強をしても、英語の実力が伸びず諦めたということを明らかにした。インターネット上で広まっている「奇跡の学習法」もあまり役に立たないようだ。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-08-06 00:00:00




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