アジア開発銀行、韓の成長率を再び下方修正


アジア開発銀行(ADB)は今年の韓国の経済成長率見通しを2.1%に、従来よりも0.3%ポイント下方修正した。

ADBは25日に発表した「アジア域内の経済見通しの変更レポート」を通じて、今年の韓国の経済成長率見通しを2.4%から2.1%に引き下げた。 ADBは「韓国の上半期実績、米・中貿易紛争の激化、主要先進国の成長鈍化による交易の減少などの対外環境の悪化を考慮した」と説明した。韓国製造業の購買者管理指数(PMI)が不振なことも経済見通しを暗くする要因として挙げられた。

ADBは昨年9月、韓国の2019年の経済成長率を2.8%と発表したが、12月には0.2%ポイント下げた2.6%と予想した。今年に入っても4月に、これまでの見通しに比べて0.1%ポイント低い2.5%に下方修正し、今年7月には2.4%まで下げた。わずか1年で今年の経済成長率見通しが2.8%から2.1%まで大きく低下したわけだ。

ADBは2020年の韓国の経済成長率見通しも、7月(2.5%)よりも0.1%ポイント下げた2.4%と予想した。

ADBが展望した今年の韓国の物価上昇率も、1.1%から0.7%に下方修正された。 2020年の物価上昇率は1.4%で、既存の展望を続けた。

最近、経済協力開発機構(OECD)をはじめとする国内外の主要経済研究機関は景気低迷の懸念を反映し、韓国の経済成長率見通しを2%前後に下げている。 OECDは去る19日に発表した「中間経済見通し」で、今年の韓国の経済成長率見通しを5月(2.4%)よりも0.3%ポイント低い2.1%にした。

OECDが昨年11月に予測値を出すときまでは、2019年の韓国経済成長率として2.8%を提示した点を勘案すれば、約10ヶ月のあいだに0.7%ポイントも低くなったわけだ。

国際金融センターが集計した9つの海外投資銀行(IB)における2019年の韓国経済成長率見通しの平均も5月末の2.4%から6月末に2.2%、7月末2.1%、8月末2.0%などと低くなっている。このような予測が現実のものとなれば、今年の韓国の経済成長率は世界金融危機以来で最悪の成績を記録するものと予想される。

一方でADBは今年、アジア45カ国の経済成長率見通しを5.7%から5.4%に引き下げた。来年の成長率も5.6%から5.5%に下方修正した。今年の中国の経済成長率は6.3%から6.2%に下げた。

2019年のアジア45カ国の物価上昇率の見通しは、これまでの2.5%から2.7%に上昇した。来年の物価上昇率見通しも2.5%から2.7%に増加した。
  • 毎日経済_ムン・ジェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-09-25 17:50:33