「ASF」で豚肉卸売価格、大幅下落…「豚肉食べない」


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豚肉の卸売価格が連日急落を見せ、半月ぶりにアフリカ豚コレラ(ASF)の発症前の水準に戻った。 ASF確定直後に急速に上がった豚肉の価格は、ASFの拡散懸念が深刻になったことから消費心理が萎縮し、価格が低下しているものと分析される。

7日午後3時現在、豚肉の卸売価格は4日に比べて136ウォン(3.6%)下落した3641ウォン(冷蔵サムギョプサリ1㎏基準)まで低下した。この日の午前には卸売価格が前取引日比で944ウォン(25%)ほども下落した2833ウォンを記録し、3000ウォン台が崩れもしたが、午後に入ってやや反発した。

豚肉の卸売価格は、最初のASF確定(9月17日)と同時に急騰し、翌日の18日には1キログラム当たり6201ウォンまで上昇した。しかし下落傾向を重ねて、ASF確定後の最高価格との比較で46%も落ちた状況だ。実際に7日の取引は、ASF確定前の9月16日の取引き価格4558ウォンよりも低いレベルで、前年同月と類似している。業界の関係者は、「初めて発症が確定された後に問屋と流通企業が在庫枯渇を懸念し、いっせいに豚肉を購入して価格が高騰したが、その後は価格が下落する傾向を見せている」と分析した。市場の予想とは異なって豚肉の価格が下落傾向を見せるのは、ASFの拡散心理が本当のものになったことと、ASF確定判決後の豚肉需要心理が萎縮したことが大きな影響を及ぼした。

忠南の保寧(ポリョン)で6日、疑ASFの申告が受理され、全国最大の養豚団地である忠南にまでASFが拡散するのではないかという懸念があったが、幸いなことに「陰性判定」が出されたことがある。またASFは人体に無害だが、この病気が発症した後に消費者の懸念が高まり、販売不振が続いている。実際にAマートの場合、先週は豚肉の売り上げが前週比で4.3%減少した。一方で、同じ期間の輸入牛肉と鶏肉の売上げはそれぞれ28%と17.8%増加した。 Bマートも国内産豚肉の売上げが前年同期比で11%減少した。

三枚肉(サムギョプサル)や豚カルビなどを売る外食店の悩みも深まっている。豚肉価格の上昇ではなく、販売不振の打撃が大きいからだ。サムギョプサル店の関係者は、「消費者が同じお金であればチキンや鴨などの代替肉に足向ける雰囲気」だとし、「秋夕以降の10月は豚肉のオフシーズンでもあるが、昨年の同じ期間よりも消費が大きく萎縮した」と憂慮した。

ASFが漢江防衛線を突破して南下する場合、豚肉の価格は再び上昇に転じることがおこりうる。しかし現在のレベルで防御できれば、冷蔵肉の価格は継続して安値傾向を見せると予想される。

今年は国内の豚が供給過剰状態で備蓄量が多かったが、ASFの懸念から追加で確保した物量までが加わり、加工の日から45日まで冷蔵状態に保つことが焼き料理類の冷蔵商品は価格維持が困難な状況だ。一方、国内産の冷凍焼きもの用肉は殺処分が多くなるほど価格が上がることが予想される。また、ソーセージなどの加工品に入る前脚肉なども価格高が予想される。専門家らはASFがこれ以上拡散しなければ、卸売価格と消費者価格の両方でASF発症前のレベルか、あるいはそれよりやや低い水準に維持されるだろうと見ている。

韓国農村経済研究院の関係者は、「ASF発症直前の豚肉の卸売価格は1キログラム当たり4500ウォン水準だったが、今月末までに再び4000ウォン突破は難しいだろう」と展望した。

消費者価格もまた多少は下落するとみられる。豚肉の小売価格はASFの発症後の9月30日に2万1858ウォンまで上昇したが、今では2万1000ウォン台を形成している。ハンドン協会(旧大韓養豚協会)の関係者は、「消費者価格は時間差をおいて卸売市場価格を反映しているだけに、豚肉の価格は今後は多少下落し、2万1000ウォン台の下に落ちるだろう」と予想した。
  • 毎日経済_キム・ギヂョン記者/シム・ヒジン記者/カン・インソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-10-07 19:42:49