トップ > コリアナウ > 社会 > 「中国観光客のチメクパーティー」再燃するか?

「中国観光客のチメクパーティー」再燃するか?

中国企業の従業員8000人が韓国を訪問 

中国の健康ウェルネス食品企業である溢涌堂(イルヨンダン)が従業員8000人を率いて仁川を訪問することになり、「大陸のチメク(チキン+ビール)パーティー」が再燃するかで関心を集めている。

仁川市は仁川市庁で23日、仁川観光公社と韓国観光公社そして中国の溢涌堂(イルヨンダン)と、観光イベント開催のための業務協約(MOU)を締結した。仁川市によると、イルヨンダンの従業員8000人あまりが来年の2月9~14日の5泊6日の日程で仁川を訪問し、企業イベントを開いた後に仁川とソウルおよび京畿地域の主要観光地を訪問するという計画だ。

来年にイルヨンダンが仁川に褒章観光で来れば、2017年に中国の「サード(THAAD/高高度ミサイル防衛システム)」報復措置以降での企業褒章観光団としては最大規模だ。

仁川市行政府のパク・チュンハ市長は、「今回のMOUが多少萎縮した中国の企業会議や褒章観光の誘致を再点火するきっかけになることを期待している」とし、「イルヨンダンの社員が仁川の多様な魅力を感じることができるように支援を惜しまない」と述べた。中国の遼寧省瀋陽に本社を置くイルヨンダンは、酵素やコラーゲンなどの健康食品を販売している企業で2015年に設立された。中国の全地域に販売網を確保し、年間50億元(約9000億ウォン)の売上げを上げる中堅企業だ。

仁川は2016年にも中国・青海グループの従業員6000人を誘致し、2015年の「マーズ(中東呼吸器症候群)事態」で萎縮した仁川の景気に活力を吹き入れたことがある。サード事態以後は凍りついた中国企業の大型褒章観光は、中国政府の規制が解かれて存続傾向にある。今月に入って20~26日、湖南ビティフー貿易の職員2700人あまりが済州島を訪問している。
  • 毎日経済_仁川=チ・ホング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-10-23 17:55:24




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア