「1兆市場」ねらう韓ウェブトゥーン

韓国の漫画市場は世界5位 

  • 世界の漫画市場の規模


「Kウェブトゥーン」が海外で注目されているが、まだ世界の漫画市場では5位にとどまっている。日本や米国などの伝統的な印刷漫画大国の縄張りがまだ大きいからだ。 27日の韓国コンテンツ振興院によると、今年の世界の漫画市場規模は78億7900万ドル(約9兆2500億ウォン)と推定される。純粋な漫画コンテンツ市場の規模を計ったものだ。

これに知的財産権(IP)と付加価値を合わせると、ウェブトゥーン市場の規模ははるかに大きくなる。漫画コンテンツ市場全体の半分以上の40億1800万ドル(約4兆7000億ウォン)を日本が占める見通しだ。 2位はマーベルコミックスとDCコミックスの本場である米国(10億2700万ドル・約1兆2062億ウォン)、3位は人口大国である中国(8億6000万ドル・約1兆100億ウォン)が占めると予想される。韓国は昨年3億1300万ドル(約3676億ウォン)で6位だったが、今年はフランスを抜いて初めて5位になることが分かった。世界の漫画コンテンツ市場での印刷とデジタルの割合は、2013年は9対1だったが昨年は8対2にまで縮小した。

専門家らはこのような基調が加速すると予想する。韓国コンテンツ振興院によると、日本と中国は成長率が1%を下回ると予想されるが韓国は平均1.5%成長し、漫画市場上位10カ国の中では最も高い成長率を記録すると予想される。韓国ウェブトゥーン各社の輸出成果が可視化しているという点が期待要因だ。ウェブトゥーンは韓国が開発し、海外に進出したプラットフォームとして、韓国企業が市場を主導している。韓国が先行獲得した市場であるために、市場が形成されると韓国が占めるパイが大きい。

業界の関係者は、「海外のデジタル漫画は紙の漫画を単にモニターに移した形で消費されてきたが、韓国ウェブトゥーンはモバイル環境に最適化したプラットフォームを提供した」と説明した。

韓国ウェブトゥーンが最も集中する地域は中国だ。ウェブトゥーン各社のうち64.3%が中国に進出している。中国では伝統的に日本の漫画が人気だったが、KドラマとK-POPなどの影響で韓国ウェブトゥーンへの関心が高まっている。

中国もスマートフォンの普及拡大で、白黒中心の日本の漫画ではなく、モバイル環境に最適化された韓国ウェブトゥーンの需要が増加している。ただし中国は供給ライセンスを発行しておらず、プラットフォームが直接進出できない。

米国市場ではウェブトゥーン各社の35%が進出状態だ。米国は英語圏の国でありながら有料コンテンツの消費が定着しており、潜在力が高い市場だ。
  • 毎日経済_ パク・ウイミョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-10-27 21:40:09