KPOPスターが魅了された世界の絵画


米国の有名美術専門誌「アートニュース」は最近、「注目するべきコレクター50人」のリストにBIGBANGのG-DRAGON(クォン・ジヨン)とT.O.P(チェ・スンヒョン)を上げた。この二人は以前から世界的な作家の作品を購入して、美術市場では「上得意」として注目されてきた。防弾少年団のメンバーRM(キム・ナムジュン)とヴィ(キム・テヒョン)、そして俳優のチョン・ジヒョン、コ・ソヨン、シム・ウナ、チョン・イルチ、チャン・ウクなどもアートフェアと展示会場を訪れて新たな活力を吹き込んでいる。特に防弾少年団のRMが訪れた展示をファンクラブのARMYが追いかけて、「防弾ヲタク美術ツアー」が生じたほどだ。

彼らがもはや文化消費の対象ではなく、文化芸術の消費トレンドをリードしていく主体だという事実を確認させてくれる動きでもある。


美術界で独自の「スターコレクション」を見せたG-DRAGONは昨年11月末、軍服務を終えるやいなや展示会めぐりを本格的に開始した。本人のインスタグラムに「HEART」というメッセージとともに、ソウル市昭格洞の国際ギャラリーで、人気作家ムン・ソンシクの作品『水の彫刻』、韓国抽象画の先駆者である金煥基(キム・ファンギ)の『庭園』、単色画の巨匠である朴栖甫(パク・ソボ)の『色彩妙法』などを眺める後ろ姿を撮った写真を上げた。

彼が経営する済州島のカフェ「monsant de aewol(モンサン・ド・エウォル)」とソーシャルネットワークサービス(SNS)を通じて公開したコレクションは、世界の美術の中心にいる作家たちの作品だ。奇妙な肖像画で現代人の不安を表出した米国の画家ジョージ・コンド、独抽象画の巨匠ゲルハルト・リヒター、米の彫刻家ジェフ・クーンズ、英ポップアートの大家ダミアン・ハースト、英国の設置美術家のトレイシー・エミンなどの作品が含まれている。アイルランド出身の表現主義の画家フランシス・ベーコンにインスピレーションを得てBIGBANGの歌『ベベ』を書くこともした。

T.O.Pはこれまでテレビの芸能番組に出演して「収入の95%以上を美術作品を買うのに使う」とし、米国ポップアート作家アンディ・ウォーホルと金煥基などの作品を所蔵していると語ったことがある。美術界と縁が深いT.O.Pは、「ウェハルモニ(母方の祖母)の叔父が金煥基画伯で、イモブ(姨母夫)の父が李仁星画伯」だと公開した。 2016年には香港サザビーズに特別チャリティーオークションのキュレーターとして参加し、直接作品を選定したほど美術に対する愛はこの上ない。


最近の美術界で最もホットなスターであるRMは、美術館やギャラリーに競売社などをことごとく訪問する美術愛好家だ。国立現代美術館50周年記念展「広場」などの国内展示だけでなく、伊ベネチアのフォルチュニイ宮で開催された抽象画の巨匠ユン・ヒョングンの回顧展まで訪れるほど、韓国美術に対する愛着を示している。展示会場で彼に会ったアート関係者は、「金煥基、李禹煥、イ・ウンノ、キム・ジョンハクなどの韓国を代表する画家たちに対する背景知識は相当なもので驚いた。防弾少年団のファン層は世界的なので、外国に韓国美術を広めることにも寄与するだろう」と期待した。今まではRMがユン・ヒョングン画伯の小物を購入したことが知られいるが、本格的なコレクターに発展する可能性が高いと見ている。ヴィも去る9月の韓国国際アートフェア(キアフ)を訪れて、彫刻家キム・デソンのウサギのキャラクターのブロンズ作品2点を購入したという。


ビル持ちで有名なチョン・ジヒョンもこのアートフェアで、在仏韓国人作家イ・べの木炭作品を買ったことが分かった。彼女はコレクションを公開せず、密かに有名なギャラリーを訪問して高価な作品を購入するVIPゲストだ。俳優のイ・ヨウォンもソウル市漢南洞のギャラリーでポップアート作家エディ・カン(Eddie Kang)の作品を購入したことが分かった。子犬のキャラクターで人気を得たエディ・カンは、FnCコーロン、SKINRx(スキンアールエックス)などのファッション・化粧品ブランドとコラボレーションしながら名声を得た。この他にも最近、俳優のコ・ソヨンは国際ギャラリーのムン・ソンシク個人展で撮った写真をSNSに上げて話題になった。

芸能人が最もお気に入りの場所は国立現代美術館だ。俳優のチョン・イルはソウル館でパク・ソボの個展を鑑賞し、俳優のイ・チョンアとハ・ヨンスも最近ソウル館で「今年の作家賞2019」を鑑賞している認証ショットをSNSに上げて目を引いた。
  • 毎日経済_チョン・ジヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-01-03 17:44:24