韓国経済、10年ぶりに最悪の2.0%成長

政府財政をつぎ込んでかろうじて2% 

  • 韓国の実質GDP成長率


韓国経済は10年ぶりに最悪の2.0%の成長にとどまり、「成長ショック」に陥った。文在寅(ムン・ヂェイン)政府に入って逆走行する経済のために、潜在成長率にも及ばない成績を受け取った。政府の財政主導による成長以外には、投資と消費を支える「民間」がすがたをくらまして潜在成長率までを侵食しており、低成長のくびきから抜け出せずにいるという指摘だ。

22日の韓国銀行の実質国内総生産(GDP)速報値によると、昨年のGDPは前年比2.0%の増加にとどまった。「世界金融危機」直後の2009年に0.8%を記録した後で最も低い。経済成長の3つの軸である消費・投資・輸出がすべてくずおれたトリプル悪材料だからだ。投資は建設投資(-3.3%)と設備投資(-8.1%)の両方ともに崩れた。輸出は主力品目の半導体と主力市場である中国への輸出不振で1.5%の増加にとどまり、2015年の0.2%以来で最も貧弱な成長率を記録した。

不振を埋めたのは政府の財政「ばらまき」だ。政府消費は前年比で6.5%増加し、2009年の6.7%以来の高い数値を記録した。

一方で民間消費は1.9%にとどまり、2013年の1.7%以来の6年ぶりに最も低い水準にまで落ちた。半導体価格の下落などの交易条件が悪化し、昨年の実質国内総所得(GDI)も前年比で0.4%減少した。 1998年(-7.0%)以来の21年ぶりに最も低い数値だ。名目GDPを実質GDPで割ったGDP物価上昇率(GDPデフレーター)は、昨年の第3四半期の外為危機以後に最低の-1.6%に落ちたうえさらに下落を続けており、名目GDPは1%台に座り込むように見える。
  • 毎日経済_イム・ソンヒョン記者/ソン・ミングン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-01-22 22:26:51