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韓企業「新型コロナ」の新検査法開発に着手


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ピーシーエルは4日、核酸合成技術を保有しているオリックス(OliX Pharmaceuticals)社からコロナウイルス検査の核心であるコロナウイルスRNAの提供で協約契約を結んだ。

ピーシーエルは4日、世界中を恐怖に追い込んだ「新型コロナウイルス」をチェックする分子診断試薬を供給するためにオリックス(OliX Pharmaceuticals)社と協業する明らかにした。

今回の新型コロナウイルスは2002年に発生したSARSウイルスと同様のRNAウイルスで、検査方法にはウイルスの遺伝子を逆転写して増幅する分子診断方法と免疫診断方法がある。ピーシーエルはオリックスから分子診断方法に不可欠な「コロナウイルスRNA(陽性対照物質、Positive Control)」を提供される。オリックスは自己伝達RNAi技術の源泉特許を保有している新薬開発企業だ。

オリックスの細胞内RNA合成技術を利用して、コロナウイルスなどのようなRNAウイルスを逆転写し、分子診断時に不可欠な陽性対照物質(Positive Control)、つまりコロナウイルスRNAを提供する。ピーシーエルのキム・ソヨン代表は、「現在中国をはじめ、コロナウイルスの分子診断に必要な試薬および材料の供給に困難があったが、オリックスとのコラボレーションを通じて中国をはじめとする、世界の新型コロナウイルスの検出が可能な分子診断試薬の供給が可能となった」と強調した。

疾病管理本部は去る30日、新型コロナウイルス感染症の拡散防止のための先制的対応として、「感染症体外診断検査製品の緊急使用制度」を進めると発表した。また検査速度と利便性の向上した新しい新型コロナウイルススキャン法である「リアルタイム遺伝子増幅検査(Real Time RT-PCR)」を実施する計画だ。新しい検査法はこれまで長時間(1~2日)かかっていた「パンコロナウイルス検査法」とは異なり、6時間以内に結果を確認することができ、1回の検査で確定が可能だ。このことからピーシーエルをはじめとする国内の医療機器メーカーは、疾病管理本部・学会・協会の評価と食品医薬品安全処の安全性と正確性の検討を経た後、民間の医療機関に医療機器を供給できることを期待している。
  • 毎日経済デジタルニュース局_キム・ギュリ記者
  • 入力 2020-02-04 11:36:28




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