韓、旅行業界「ドミノ倒産」の恐怖

ホテル&エアドットコムが清算突入 

韓国旅行業界の1位と2位の合作会社の「ホテル&エアードットコム」が設立10年目でドアを閉じる。

「日本の旅行行かない運動」に続いて「新型コロナ衝撃波」が襲い、パッケージ旅行の象徴であるチャーター事業を専門にしてきた企業がくずおれた最初の事例だ。 2015年のマーズ(MERS/中東呼吸器症候群)事態にも堪えた会社が清算手続きに入ることで、旅行会社が相次いで倒産した2018年の悪夢が3年ぶりに再点火する兆しだ。

10日の旅行業界によると、2011年にハナツアーとモドゥツアーが資本金300億ウォンで設立したホテル&エアドットコムが清算手続きを踏んでいることが確認された。

ホテル&エアドットコムは韓国1位と2位の旅行代理店が共同で設立した、旅行業界では象徴的なチャーター機専門の合弁企業だ。チャーター機旅行は不動産の「チョンセ」形態のように、事前に旅行会社が航空機の一定数の座席を100席~200席のブロック単位で大挙確保した後、これらの席を満たして旅行に送り出す方式だ。パッケージ旅行の大半はこの方法を利用して行われた。

旅行業界に精通したある関係者は、「昨年の日本不買運動の時から営業難が本格的に加重され、廃業論議が続いてきた。会社の廃業に対しては、2社の出資会社が最終的に合意したと聞いている」と語る。この関係者は「清算日をめぐって最終的な議論を進めている中だが、東南アジア路線までが無意味になって上半期中に整理をするものと見られる」と付け加えた。

これと関連し、ホテル&エアドットコム側は「現在までに確定されたことはない。一部の派遣職員だけが本社に戻った」とし、「今後は手続きが確定されるとおりに、どのように会社を運営するか策定する計画だ」と明らかにした。

2015年の「マーズ事態」の危機まで持ちこたえ大企業が10年ぶりにドアを閉めることが伝えられて、旅行業界は恐怖に包まれた。

業界では「3月大乱説」で禍々しい雰囲気だ。韓国公正旅行協会の政府公示資料によると、新型コロナ事態が本格化した昨年のソル(旧正月)連休以降、廃業を自主申告した中小旅行会社は4社だ。被害額の規模も大きくなっている。

韓国旅行業協会が協会に登録されたメンバーの1万7000社対象に、先週末までに把握した被害額の規模は、アウトバウンド310億ウォン(キャンセル6万3000人)とインバウンド66億(キャンセル474チーム)だ。
  • 毎日経済_シン・イクス旅行専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-11 08:47:24