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シストラン、NTTドコモと提携し、来月合弁会社設立

NTTドコモ本社で合弁会社「ミライ翻訳」を設立することに協約 

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買収・合併(M&A)を通じて世界1位の翻訳ソフトウェアメーカーに成長した国内ベンチャー、シストランインターナショナル(SYSTRAN INTERNATIONAL)が日本最大移動通信社NTTドコモと手を組み、日本の通訳・翻訳市場評定に乗り出した。

シストランインターナショナルは、29日、日本のNTTドコモ、音声認識ソフトウェアメーカーのフュートレックと東京NTTドコモ本社で合併会社「ミライ翻訳」を設立することに協約を結んだ。ミライ翻訳は、翻訳ソフトウェア技術開発業者で、来る10月、日本現地で資本金100億ウォン規模で発足する。

シストランインターナショナルは、韓国のベンチャー企業である旧CLSIが世界1位の翻訳会社であるフランスのシストランを買収して社名を変えた所であり、128カ国の言語を翻訳する技術を備えたグローバル1位翻訳ソフトウェアメーカーだ。

ミライ翻訳の代表に内定したNTTドコモの江藤ミノル専務は「世界最大の翻訳会社であるシストランと日本国内翻訳サービス提供者であるNTTドコモ、音声認識システムの開発に長けたフュートレックが力を合わせた」と述べた。日本は、2020年の東京オリンピック開催を控え、総務省主導で観光地はもちろん、商業施設・病院などで翻訳システムを活用して日本語を知らない外国人達が不便を経験しないように「グローバルコミュニケーション計画」を推進中だ。NTTドコモがシストランと共にこの作業に飛び込むという話だ。

NTTドコモは、2011年11月、世界初の携帯電話翻訳サービスを開始したが、シストランはこの時からNTTドコモの通訳技術を担ってきたパートナーだ。ミライ翻訳が本格稼働すれば韓国語・日本語・英語・中国語・ヨーロッパ圏の言語と関連した通訳・翻訳製品とサービスをまず出して、ベトナム語・タイ語・インドネシア語など、東南アジアの言語に拡大していくという方針だ。

シストランのキム・ドンピル副社長は、「2018年平昌冬季オリンピックが世界人の円滑な疎通の場になるように、技術開発に努める」と述べた。
  • 毎日経済_ハン・ウラム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-29 17:03:33




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