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[ポロロ ②/③] オコンのキム・イルホ代表、ポロロが来たぞ

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  • [ポロロ ②/③] オコンのキム・イルホ代表、ポロロが来たぞ

ポロロ3D映画カンフーパンダ2超えた


ポロロ誕生10周年を迎え、キム代表は大きな挑戦に出た。去る1月、3D映画<ポロロ劇場版スーパーソリ大冒険>を通じ、中国市場に進出するようになった。外画コンテンツにとりわけ複雑な審議と難しい許可手続きで有名な中国市場だからか、与えるイメージが格別だ。

「中国は外国コンテンツに加える制限が相当高く、ポロロTVシリーズは需要があってもCCTVなどメインチャンネルに放映されにくく、ケーブルやインターネットを通じて供給することが全てだった。今回進出が可能だったのは、中国と緊密な戦略的提携を通じ可能だった。これが砲門になり中国市場進出がより活発に進行されると見通す」

今回の映画製作は、中国政府傘下エンターテイメント専門投資企業ACGから22億ウォンの投資を誘致した。全体製作費の30%に達する投資誘致を引き出し、制作にも中国企業を参与させ外画でない合作映画として中国内スクリーンクォーター制約を避けた。規模の面では、チャイナフィルムを通じ中国内6000か所余りのスクリーンを通じて上映され、約9200万ドルの興行収益をあげた<カンフーパンダ2>(約4000か所)をはるかに超えた数値だ。

「中国は外産映画の場合、1年に5~6編しかかけられない。このような理由で、戦略的な合作を通じて国産スラットに入れなければ成功しにくいと判断した。映画を通じ中国市場に砲門を開かせば、今後幾何級数的な付加価値創出が可能だろうと予想している」

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ポロロはチャン・ドンゴン?No ソン・ガンホ!


好奇心または子どものために少しでも注意深くポロロを見守った者なら「子どもたちがなぜこのキャラクターに熱狂するのだろうか?」と首を傾げるだろう。大きな頭とふっくらと出た腹に2頭身体型を持ち、きちんと歩けずよろめく姿は、以前世代の子どもたちの英雄であるワシ5兄弟やテコンVと天地の差だ。そのうえ行く所ごとにもめ事を起こしさえする。代表はポロロの魅力がこのような平凡さにあると説明する。

「淡泊さがポロロの魅力だといえる。以前までアニメーションの主人公は通常、英雄であったり解決師である場合が多かった。ところがポポロは隣家で見ることのできるそんな子どもだ。トラブルメーカーで好奇心も多く、とても平凡な子どもだ。自分が真似たいキャラクターではなく自分に似ているキャラクターだといえる」

彼はポロロに面白い比喩も付け加えた。「隣家に行きさえすれば見られる子どもの姿。自分と似ているキャラクターに感情移入しやすいものだ。俳優で見るならポロロはチャン・ドンゴンではなくソン・ガンホあたりで見ることができるだろう(笑い)」

ポロロは毎回失敗を連発するが、結局自分が直面した問題を自ら解決していく。子どもたちに「このようにしなければならない」と直接的に教育するよりは、気楽なストーリーテリングという点で父母も安心してTVをつけておくようにさせる。面白さは維持され、刺激は減らして教育的な部分を強化し、子どもはもちろん父母の心を攻略したことが、隠された成功秘訣のうちの一つとして挙げられる。このようなコンテンツをつくることができた背景の後ろには切ない父母の心が隠れている。

「ポロロを初めて企画する時、全世界120か国輸出を念頭に置いて始めたのは事実ではない。一緒に制作を引き受けた友達、配給を引き受けたアイコニックス代表、プロデューサー、カメラ監督全て未就学の子どもたちがいる父母だった。父親、母親がアニメーションをつくるのに子どもたちに見せる作品ひとつ作らねばというささいな考えから始めたものだ」

真の父母の心は同じ心を持った他の父母の心も動かした。子どもたちはもちろん、父母にポロロは教育用コンテンツとして立派な「保母」として活動している。

「私たちの子どもに見せる考えでつくったために、刺激的でなく反復して負担なく見られる作品をつくろうとした。余白を与え考える余裕を与えることが良いだろうと考えた。しかし事実、そのようなコンセプトで投資を受けるのは易しくなかった。続けて押し詰めるようになったのも、父母の立場で考えたことだった。子どもの立場で面白く、大人の立場でも子どもに有益だと判断されるのかが重要だった」
  • LUXMEN_パク・ジフン
  • 入力 2013-02-04 12:01:00




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