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[ポロロ ③/③] オコンのキム・イルホ代表、ポロロが来たぞ

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  • [ポロロ ③/③] オコンのキム・イルホ代表、ポロロが来たぞ

「溜まると腐る」クリエーター精神失わないこと


1994年、ソウル大美大を卒業しデザインで名声を飛ばしていたLG電子研究所に入社した。在職時、国内で旋風的な人気を呼んでいた「アハフリー」のデザインに参与もした。しかし、会社生活は長くなかった。2年後に自身のメッセージが詰まったコンテンツを作ろうという一念で辞職願を提出した。

「大学時代から作家的な人生が好きだった。産業的なデザインも良かったがさらにずっと積極的に自分の考えとメッセージが詰まった作品をつくりたかった。無謀だったが会社を出て退職金400万ウォンで金を充て、当時600万ウォン程度したマッキントッシュを購入し、オフィステル部屋を借りて新しい仕事を始めた」

彼は創業構想中に共同創業者であり夫人のウ・ジヒ常務理事に出会った逸話も聞かせてくれた。「町内でパッピンスを食べながら事業構想をしているのだが、大学3年の後輩である家内がちょうど通り過ぎた。挨拶をしてあれこれ話をしていて創業の話をしたら"私もそれでは一緒にしよう"といいかげんに加勢するようになった」

数回の試行錯誤を経て結局、ポロロを通じたグローバル市場で堂々とキャラクター韓流を導いている彼だったが、インタビュー大詰めで自身は一生クリエーターとして残りたい意志を明かした。創作が好きで一朝にして決心し会社を飛び出た彼らしい答えだった。

「事業家という定義に対し少し違って考える方だが、数字的なことは私よりよく知る人ができることで、私はクリエーター的な部分に集中しなければならないと考える。とくにオコンという会社は、私自らクリエイティブでなければ存立自体が難しいものだ。水が溜まると腐るようにポロロ成功に安住せず、継続して多様な創意的なものをつくるクリエーターになることが目標だ」
  • LUXMEN_パク・ジフン
  • 入力 2013-02-04 12:03:00




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