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ケイサイン(K-sign)、海外製品に代わるビッグデータソリューションを開発

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  • ケイサイン(K-sign)、海外製品に代わるビッグデータソリューションを開発
  • < チェ・スンラク代表が自社のソフトウェアの特徴を説明している >

「コスダック上場にとどまらず、海外投資を介して5年、10年後、より良い会社にします」

来る11月に、コスダック上場を控えたケイサイン(K-sign)のチェ・スンラク代表の顔には自信がにじみ出ていた。国内データベース(DB)暗号化の市場シェア1位にとどまらず、さまざまなソフトウェアソリューションを開発し、将来、より期待される会社にするというものだ。

公開鍵証明書ソフトウェア開発の主役、コスダック上場後は海外攻略

最近、ソウル駅三洞の本社で会ったチェ代表は「上場によって投資余裕金が150億ウォンを確保されたら、これを海外投資と研究開発に集中する」と「昨年に設立した日本支社に加え、年末年始には、米国と香港にも支社を設立し、新しいソフトウェアソリューション開発に拍車をかけたい」と明らかにした。

ケイサインは、1999年に設立されたセキュリティ専門ソフトウェア会社だ。設立当初PKI認証ソリューションを開発し、現在広く使用されているオンライン上の「公認認証書(公開鍵証明書)」を作成した主役だ。2005年ごろには、統合認証ソリューションを開発した。統合認証は、企業や機関内の異なるプログラムを1回のログインですべて利用できるように接続する技術だ。

チェ代表は「PKIと統合認証が初期の会社の主な収益源であったし、この時、開発に入った個人情報DB暗号化技術が高い評価を受けて、売上高200億ウォン台の会社に成長することができた」と「DBを暗号化すると、DBファイルが流出しても情報を入手することができないため、より安全なソリューションにすることができる」と説明した。

個人情報DBの暗号化1位のケイサイン(K-sign)

ケイサインは、特に2011年サムスングループのDB暗号化標準企業に選定され、一気に市場シェア1位の企業になった。チェ代表は「情報を暗号化する場合は、データ処理速度が遅くなるという欠点があったが、ケイサインのソリューションは、競合他社よりも処理速度がはるかに速く、暗号化レベルが高く、顧客の信頼を得ることができた」と語った。

サムスングループの後、LGグループ、SKグループ、ロッテ、農心などをはじめ、KTB投資証券と韓国投資証券、ハンファ生命など金融機関からもラブコールが続いた。おかげで関連分野では、2011年から市場シェア1位(25~26%)を維持している。

3年以内に売上高500億ウォン目標

DB暗号化ソリューションが大ヒットしたため、売上高は2011年に127億ウォン、今年は280億ウォンに達する見込みだ。営業利益は、過去2年間で50億ウォン台で26%に達し、3年以内に売上高500億ウォンを目標としている。チェ代表は「合理的な目標を設定し、コストを削減し、技術開発に集中した結果、高い利益率を記録している」と「今後も過剰な目標ではなく、実践可能なレベルで効率的な経営をしたい」と述べた。

DB暗号化ソリューションは、市場の拡大が予想される。改訂された個人情報保護法では、住民番号を流出したり、暗号化で安全に保管していないときに、最大5億ウォンまで課徴金を賦課することができるようにしたからだ。

ケイサインは最近DB暗号化ソリューションに加え、ビッグデータのデータ分析プログラム開発に成功した。チェ代表は「これまで国内企業が高いコストで海外のビッグデータデータ分析プログラムや仕様が落ちる国産アプリケーションプログラムを使用したが、ケイサインの製品は、海外製品よりも処理速度が高速で価格は30%ほど安く、代替製品にすることができる」と説明した。
  • 毎日経済_チン・ヨンテ記者/写真=パク・サンソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-06 17:06:48




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