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テクノロジー > IT・科学 > 韓国で進む「無人自動運転タクシー」事業化 早ければ今年下半期にも
早ければ今年下半期に韓国で自動運転タクシーの運行が始まる。
韓国の国土交通部は17日、自動運転車メーカーの自動運転サービス事業化を支援するための「自動運転車有償旅客の運送許可申請」を国土部ホームページに公告したと明らかにした。
国土交通部は今後、自動運転サービス事業を本格化するため、区域型(タクシー)有償旅客運送許可に対する評価基準を設ける方針だ。このため、海外事例を参考にし専門機関と業界の意見収れんなどを経る予定だ。
今回設けられる基準にはレベル3だけでなくレベル4自動運転サービスに対する許可基準も含まれる。国内自動運転車メーカーがレベル4の条件を満たして許可を受ける場合、無人自動運転車サービスの提供も可能になる。
国土部は乗客安全管理計画と該当サービス地域の事前運行実施要件、専門家による実際の道路運行能力評価など利用者の安全側面も考慮することにした。
試験運行地区は昨年5月に施行された自動運転自動車法に基づき、ソウル上岩(サンアム)、済州(チェジュ)など7地区が指定されたが、今年上半期の追加指定で全国10市・道の14地区に拡大された。国土部は特定区域以外にはすべて試験運行を許容するネガティブリスト方式への転換も段階的に推進する計画だ。