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ゴールデンブルー、2020年に国内ウイスキー市場1位になることが目標

全国市場では4位だが、釜山・蔚山・慶南地域では、市場シェア50% 

  • ゴールデンブルー、2020年に国内ウイスキー市場1位になることが目標
  • < テギョンT&Gのパク・ヨンス会長 >

韓国のウイスキーメーカー「ゴールデンブルー」が、2020年までに国内ウイスキー1位企業の目標達成を宣言した。さらに、東南アジアと米国に輸出を拡大し、輸入ブランドの導入を増やし、グローバル企業に変身する予定だ。

釜山に本社を置くゴールデンブルーは11日夕方、ロッテホテル・釜山で「ゴールデンブルー ビジョン2020」を発表した。これによると、ゴールデンブルーは本拠地である釜山・蔚山・慶南地域だけでなく、ソウルと大邱、慶尚北道などでも市場シェアを広め、輸出を拡大する計画だ。ゴールデンブルーは、元々「スソクミレニアム(旧:チョンニョンヤクソク、千年約束)」という会社が運営していたブランドだったが、2011年に自動車部品メーカーの「テギョンT&G」に買収された。

スソクミレニアムは2005年釜山アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の時、乾杯酒に使われた「千年約束」の製造会社である「千年約束」を2008年に買収した後、翌年ゴールデンブルーを発表した。しかし、千年約束の売上高が低下し、ゴールデンブルーまで難しくなり、テギョンT&Gのパク・ヨンス会長は、スソクミレニアムの株式68%を買収した後、私財200億ウォンを出資することで、ゴールデンブルーを買収した。パク会長は、2012年テギョンT&Gを売却して、今はゴールデンブルーの会長に専念している。

ゴールデンブルーは、まだ国内市場では4位を走っているが、釜山・蔚山・慶南地域では、シェア50%と圧倒的な地位を確保している。特に、今年は売上高1000億ウォンを達成して、買収から3年で、外形を10倍以上増大させた。

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  • < 韓国ウイスキー市場シェア *2014年1~9月基準、データ=業界まとめ >

昨年、国内全体のウイスキー販売量は合計185万692箱(1箱は500㎖18ボトル基準)で、前年比12.8%減ったが、ゴールデンブルーは昨年、12万2595箱も売れ、107.4%という驚異的な成長を見せた。

パク会長は、今回のビジョン宣布式で「国内トップ3の洋酒会社に生まれ変わるという第一次目標を達成したので、2020年までに国内1位になるという野心的な計画を推進する」と述べた。ゴールデンブルーは36.5度という低度のウイスキー「ゴールデンブルー」の安定成長をもとに、モルトウイスキーと輸入ビール、ジン(GIN)、テキーラ(Tequila)などと酒類のポートフォリオを拡大する予定だ。何よりも、現在進行中の中国とベトナムの輸出に続き、他の東南アジア諸国と米国へも輸出の道を広げ、グローバルブランドとして生まれ変わる予定だ。
  • ソ・ジヌ記者 / 釜山=パク・ドンミン記者
  • 入力 2014-11-12 17:13:43




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