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ダムアンドダマース、オンラインで何百個の商品を定期配達

消費者の希望の日付にあわせて注文商品を配達 

  • ダムアンドダマース、オンラインで何百個の商品を定期配達
  • チョ・ソンウ代表がダムアンドダマースのビジネスモデルについて説明している

2011年に設立されたダムアンドダマース(DUM&DUMMERCE)は消費者のための「総合定期配達ショッピングサービス」を標榜する。おかずや弁当、デトックスジュース、ベーカリーなど、主に新鮮な製品を顧客が望む周期に合わせて夜明け前に配達してくれる。

チョ・ソンウ代表(34)は、「化粧品、ペット用品など、特定の分野だけを扱う既存のサブスクリプション・コマース(Subscripition Commerce)企業とは異なり、消費者が定期的に使用するさまざまな商品を希望する日付に届けることがダムアンドダマースの核心」としながら「ヨーグルト、牛乳など、今まで代理店システムで運営されてきた定期配信サービスをオンラインに組み合わせてプラットフォーム化したもの」と説明した。

創立メンバーが30代の男性で構成されていたため、ダムアンドダマースの事業初期の製品もカミソリ、ワイシャツなど、男性用品が中心だった。しかし今では、ミネラルウォーター、米など、定期配信が可能な食品から、おむつ、粉ミルクなどの子供向け商品、家事代行や出張洗車サービスなどの生活サービスまで約100品目に大幅に増やした。

最近は、全国4000か所の環境に優しい農場で生産された高品質の農産物を配達する「ファーム・トゥー・ドア(Farm to door)」サービスも開始し、少量単位で包装されたキャベツ、リンゴなどの環境に優しい野菜や果物類、有機栽培された雑穀類のような様々な農産物を厳選して配達する。また、注文量が増え、夜明け前の配達の利点を生かすために主要な運搬手段である冷蔵車も3台から19に増やした。一日に扱う量だけで平均1000件余りだが、ソウル・京畿・仁川地域の夜明け前の配達量は、独自の物流網で解決しており、夜明け前の配達が困難な首都圏以外の地域は宅配便で配送する。

チョ代表は「消費者が希望する日付にあわせて注文商品を配達するシステムを安定化することだけに2年ほどかかった」と話した。昨年24億ウォンの売上高を上げたダムアンドダマースは、今年の目標を100億ウォンに高めた。
  • 毎日経済_アン・ビョンジュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-15 17:07:37




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