トップ > テクノロジー > IT・科学 > 驚いた表情を認識して自動でコンビニ強盗を通報

驚いた表情を認識して自動でコンビニ強盗を通報

www.fivegt.com 

  • 驚いた表情を認識して自動でコンビニ強盗を通報
全国各地でコンビニ強盗事件が絶えない。犯罪の手口も多様化して強力になり、社会的不安は高まる傾向にある。そのため、コンビニだけでなく、銀行、貴金属店、24時間勤務をしている事業所、女性が一人で働いているところなど、犯罪を予防するシステムは、日ごとに増加している。そんな中で、店主や従業員などの驚いた表情を認識して自動的に警察に通報してくれる次世代バイオ・メトリック・セキュリティ技術が登場して関心を集めている。

ソウルデジタル産業団地にあるファイブジーティー(FiveGT)が特許開発した、顔面認識緊急警報システム「ジーティー・コップ(GT COP)」だ。チョン・ギュテク代表は「ジーティー・コップは顔を認識するロボット」だと規定する。犯罪防止と証拠確保のために開発されたジーティー・コップは、普段は車載用の防犯カメラのように常時録画機能を働かせ、緊急時には迅速に警察に通報するシステムを持っている。これを作動させるには、あらかじめ危険で緊急な状況の時の表情を登録しておいて、有事の際に緊急事態の表情をジーティー・コップにこっそり映す。すると、内外に設置されている警光灯とサイレンが作動する。続いて映像と緊急信号がホットラインを通じて警察に送信され、該当地域の地区隊(交番)から警察が出動できるようにしてくれる。

チョン代表は「ジーティー・コップは、コンビニや銀行、女性一人で勤務する場所など、女性に脆弱な場所で他の人の助けを受けにくい緊急事態発生時に表情の変化と自動通報、警察出動が可能なため、犯罪予防と対処に有用だろう」とし、「赤外線カメラを使うので暗い環境でも顔を十分に認識する」と語った。

ジーティー・コップがこのような性能を発揮することができているのは、基本的に双子も正確に区別するほどの精巧な技術力を持っていることによる。チョン代表は「通常、指紋認識では40個程度の特徴を捕捉するが、ジーティー・コップはユーザーの顔から4万個の特徴点を探し出す」と説明した。続いて「メガネをかけたり、またはヘアスタイルが変わっても、化粧をしたり、化粧を落としても区別することができ、特にスマートフォンと連動するため、別途のリモコンがなくても簡単に使うことができる」と付け加えた。

ファイブジーティー社は今月15~17日、米国ラスベガスで開催される「米西部セキュリティ機器の展示およびコンファレンス2015(ISC WEST2015)」に参加してジーティー・コップを披露する。
  • 毎日経済_ミン・ソクギ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-12 18:17:31




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア