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顔面紅潮の原因によってホルモン・レーザー療法処方


  • 顔面紅潮の原因によってホルモン・レーザー療法処方
# パク課長は職場で「Mr.ホン」と呼ばれている。「Mr.ホンダンム」の略語だ。ただでさえ、常に熱くなる顔のせいでプレゼンテーションをするたびに、とても緊張している、自信がないように見えるという嬉しくない言葉をいわれるが、これから若い後輩達にもホンダンムというニックネームで呼ばれるのか…

冬になると顔面紅潮がひどくなり、「ホンダンム(赤大根)」と呼ばれる人が急増している。

皮膚の血管は自律神経の調節を受けて拡張と収縮を繰り返す。血管が拡張すると血液が拡張された面積ほど鮮明に見えるため顔が赤くなる。顔面紅潮は医学的に小さな感情の変化や温度差にもすぐに顔がほてって、すぐに赤くなる症状を意味する。一般的に顔全体に赤くて細い毛細血管が多く見られる毛細血管拡張症も顔面紅潮に分類される。誰でも、様々な刺激によって紅潮が現われる可能性もあるが、程度がひどくて対人恐怖症などの社会生活に支障がある場合は治療を受けたほうが良い。

顔面紅潮の原因は、先天的な要因と後天的な要因に分かれる。顔の皮膚の真皮の血管層が浅く位置したり毛細血管が多く顔面紅潮になるのは先天的なケースだ。後天的なケースは、強い日焼け、誤った食生活ニキビやアトピー、脂漏性皮膚炎、ステロイド軟膏の乱用などが原因とされる。

顔面紅潮は時間が経つにつれひどくなる傾向があるため、初期から着実に治療することが望ましい。MJオル皮膚科医院キム・ムンジョン専門医は「顔面紅潮は原因にあった治療をすることが重要だ。感情の変化によって顔面紅潮が起こる場合には、精神科での治療が有効だ。外部からの刺激による顔面紅潮症は薬や血管レーザーを利用して治療する。女性は閉経により紅潮することがあるがこの場合はホルモン療法が治療方法となる。性別や年齢を問わず血管治療には長い期間を要す。このため、辛抱強く3ヶ月から6ヶ月の間、着実な治療を受ければ効果が出る」と語った。

冬になると、ひときわ顔面紅潮患者が目立つ。室内と屋外の急激な気温差のためだ。寒い冬の冷たいところに長くいた後に、突然温かい部屋に入ったり、熱いお風呂やサウナを長時間楽しんだあとに冷たい屋外に出ると急激な温度変化に血管が収縮と弛緩を繰り返しながら、紅潮の症状が悪化することになる。

喫煙や飲酒も紅潮に良くない習慣だ。お酒を飲むと血管が一時的に拡がり、タバコを吸うと肌の老化を促進するため血管の健康に良くない。カフェインが含まれた飲み物は自律神経を、過度に熱い食べ物は視床下部をを刺激して紅潮を誘発する。また、医師の処方なしに薬局で購入したステロイド剤を長期的に乱用した場合、皮膚が薄くなり血管が拡がって紅潮する可能性が高い。

サウナ等の急激な温度変化「No」

キム・ムンジョン専門医は「紫外線に持続的にあたると、真皮繊維が変成され、そのため血管が弛緩される。そのため、ゴルフや登山等の野外スポーツを楽しむ男性は冬場でも日焼け止めを塗ったほうが良い。感情の変化により顔面紅潮がひどい人は規則的な生活とヨガ、瞑想など感情をリラックスさせるための活動が良い」と述べた。
  • 毎経エコノミー第1638号(12.01.04日付)毎経ヘルス_キム・スジン記者 
  • 入力 2012-01-04 12:00:00




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