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天然発酵化粧品披露したSOBO、20年微生物研究

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  • 天然発酵化粧品披露したSOBO、20年微生物研究
  • 1946年生まれ/慶煕大音楽科/1991年日本SBCA代表(現)/2006年SOBO代表(現)

最近、化粧品トレンドのうちの一つが発酵化粧品だ。微生物が物質を発酵させる過程で体に良い様々な成分が出るということに着眼した。しかし、言葉のように容易でなかった。発酵がほとんど停止するまで完全に熟成させなければならなく、容器も最大限空気との接点を減らせるよう開発しなければならなかった。ここへ大変な費用がかかったのは当然なこと。発酵成分を3%添加しただけでも「発酵化粧品」と名前を付けることのできる背景にはこのような難しさがある。

SOBOのチェ・ジョンヒ会長(66)が持って出た100%発酵化粧品が目を引くのはこのためだ。防腐剤、酸化防止剤、界面活性剤など化粧品に基本で入っていた化学成分は一切探すことができない。

チェ会長は、20年以上日本で微生物農業専門業者SBCAを運営してきた。農薬の代わりに多様な土壌微生物を利用して植物病虫害を治療し、よく育つようにする事業。SBCAで生産する「BAX」という土壌微生物は最近話題になった有機農栽培に必ず必要な製品だ。

「日本で雑誌コーディネーターをしていたが、ある日”7Seas”という媒体で”日本の隠れた発明品”を紹介する記事を企画するようになった。苦心して探し出した3種類が水素自動車、産業廃棄物処理機械、そして微生物発酵技術だった。知れば知るほど微生物発酵技術がたいそう欲しくなった。何だかんだで私が該当会社を引き継ぐようになった」

化学成分ひとつも入らない「No Chemical」


1991年SBCA代表になった後、微生物の世界にどっぷりと入り込んだ。面白くはあったが、BAXは春と秋にだけよく売れた。夏と冬には売上がほとんど発生しなかった。1年四季の間中、売上が出るアイテムを探さなければと悩んでいたチェ会長の目についたのが化粧品だ。

「微生物農業の核心は大地に自然成分の栄養を投与し、大地の健康を取り戻すことだ。大地の健康を取り戻すのに、私たちの体の大地と同じである皮膚健康も取り戻すことができないかと思った。SBCA研究開発人力らにこの話をすると最初は”作れない”といた。”できる、やってみよう”と固執を振りまいた。4年間100億ウォン以上をつぎ込んだ末、化粧品を作り出すことができた。年売上50億ウォンラインの中小企業が投資するには大金だったが、それでも中断することができなかった」

2005年千辛万苦の末、製品が出て「サンサン」という名前をつけたが今度は販路が漠然的だった。チェ会長が一番目の顧客になり、直接製品を使用し始めた。還暦を超えたチェ会長の皮膚がそんなに良いと口コミが出ながら、エッセンス、オイル、ブースター、クリーム4種セット110万ウォンという高価にもかかわらず、上流層を中心とし、つてを頼り売れ出し始めた。9月末からは某航空会社の機内免税店にも入店する予定だ。

「韓国女性たちにもサンサン化粧品を披露したく数年前SOBOを設立したが、健康など個人的な事情のせいで積極的な経営をすることができなかった。これからは本格的な販売に乗り出す計画」
  • 毎日経済エコノミー_キム・ソヨン記者/写真:パク・ジョンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2012-09-10 09:18:00




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