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ビタミンD欠乏患者増加…事務室勤務・日焼け止めクリーム乱用が理由

ビタミンDが不足するとくる病にかかる 

太陽の光を遠ざける生活習慣のために、ビタミンD欠乏症患者が4年間で9倍にも増加したことが分かった。

健康保険審査評価院が13日、最近5年間の審査決定資料を利用してビタミンD欠乏症を分析した結果、2007年に1800人だったビタミンD欠乏症患者は2011年には1万6000人で9倍も増えた。

特に昨年、ビタミンD欠乏症で診療を受けた患者のうち、女性は1万2490人で男性(4140人)に比べて3倍以上多かった。患者の増加速度も女性が男性よりも速い。2007年に1202人だった女性診療人数は5年で10倍以上増え、男性患者が5.8倍増加したのに比べて桁外れに上回った。

ビタミンDはカルシウムとリンの代謝を助けるホルモンで、皮膚が太陽の光を受けると、太陽の光の中の紫外線を通じて体内で自ら合成することができ、「太陽のビタミン」「サンシャイン(Sunshine)ビタミン」という別称でも呼ばれる。ビタミンDが不足するとカルシウムとリンの血液濃度が十分に高まることができず、骨が曲がって折れやすい状態になる、くる病にかかる。審査評価院側は、ビタミンD欠乏患者の急増に対して「学業と職場生活などで昼間に野外活動をする時間が大幅に減ったため」と分析した。
  • 毎日経済_イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2012-12-13 17:20:01




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