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新しい靴でめかし込もうとしてアキレス腱炎(AchillesTendonitis)誘発

洒落込むと病気になる①/⑯ 

  • 新しい靴でめかし込もうとしてアキレス腱炎(AchillesTendonitis)誘発
道行く女性のなかに、まれに足をびっこを引きながら中腰で歩いて行く人が見られる。原因は彼女の足に履かせている新しい靴。

「ファッションの完成」である新しい靴でめかし込もうとして、足のかかとが全て剥ける辛い痛みを経験した女性が少なくない。ところで、意外と多くの女性が足のかかとに血が流れ、水ぶくれができても軟膏を塗ったり絆創膏を2~3枚ずつ貼ることで新しい靴が与える苦痛を耐え抜く。

新しい靴に慣らすためどうしようもなく耐えなければならない過程としてみなすということだ。そのため、新しい靴を履く日には絆創膏と軟膏を持ち歩くことが必須コースになったりもする。新しい靴がもたらす弊害は靴下を履かない夏の時期にさらに激しくなる。足の甲ラインをあらわにしたフラットシューズやサンダルになったキルヒール・足首を巻くグラディエーターシューズなど長時間のあいだ裸足で靴を履くようになると、汗があがってきて足のいたる所が擦り剥けはじめる。

とくに、細く飛び出したアキレス腱が最も敏感に反応するが、足首を過度に巻きつけたり締め付ける靴を履くようになると、アキレス腱に1次的な傷をつくってしまう。問題は、このような傷が単純に自然治癒されるだろうとみなし、持続的にかかとを圧迫するようになると、アキレス腱炎や足底筋膜炎のような2次的炎症につながることがあるということだ。また、新しい靴の痛みを耐え抜こうと無理矢理足に力を与えて歩いても、足首に無理がいって炎症につながる場合もある。目立つ症状としてアキレス腱周囲が赤くなり熱が出ながら、ふくらはぎ裏側に痛みが生じたり足の裏が腫れるようになる。

これにより、朝起きて足を踏むたびに足の裏に痛みを訴えるようになる危険な状況が発生したりもする。また、キルヒールだけでなくフラットシューズもアキレス腱炎を同伴することがある。一般的に人が足の健康に良いと考えるフラットシューズは、汗と足を直接触れさせるため、足の裏に過度な緊張感を造成する。

このため、かかとの骨に体重を集中させて長い間歩かなければならない時は、キルヒールほどに体に無理を与えるので、1cm程度は高さがあるシューズを選ぶほうがよい。

アキレス腱炎が疑われるなら、原因になるシューズを履くことを果敢に放棄しなければならない。きつかったり固い靴のかわり、かかとがない靴を選んでアキレス腱の圧迫を解くことが賢明な方法だ。また、軽い痛みが始まった時には冷罨法とマッサージをおこない、保護帯を着用して痛みの部位が悪化しないよう注意しなければならない。何より、普段からストレッチや軽い体操を通じて足首の関節と筋肉を丈夫に管理することが重要だ。

痛みが続くようなら、新しい靴がもたらした1次的な傷だと軽くやり過ごさず、できるだけ早く病院を訪れて炎症を鎮め、痛みが感じられないよう処置しなければならない。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者/写真_photopark.com
  • 入力 2013-07-01 14:52:30




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