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ネイバー、ウェブブラウザ「WHALE」の2次ベータテスト実施


  • ネイバー、ウェブブラウザ「WHALE」の2次ベータテスト実施
国産のWebブラウザであるネイバー「WHALE(ウェイル)」への関心が高まっている。 1次ベータテストの結果が安定していたうえに、画面分割ブラウジングなどの各種機能についても良好な評価を得た。正式発売は今年の第1四半期中に行われるものと見られる。ネイバーはWindowsなどに続き、Androidなどのモバイル版も計画している。

17日、業界によるとネイバーは来る23日からWHALEの2次ベータテストを実施し、安定性を最終点検する計画だ。このことから当初は上半期を目標にしていたWHALEの発売時期を、早ければ第1四半期中に定めることができると思われる。

現在、1次ベータテストを行ってWHALEは、プログラムの実行速度の面からマイクロソフト(MS)社の新しいブラウザ「Edge(エッジ)」やグーグルの「Google Chrome(グーグルクローム)」などと比較して劣らないという評価だ。これに加えて、画面分割機能のようなWHALEだけの特徴も浮き彫りになった。このような特徴から、昨年12月初めに始まった1次ベータテストの受付が数時間で締め切られるなど、良い反応を得ている。

2次ベータテストの関心事は、ネイバー翻訳ソリューション「papago(パパゴ)」機能だ。検索された写真の中にある文字を、papagoの人工ニューラルネットワーク機能で自動翻訳を可能にする機能が実装されるかが関心の的だ。

ネイバーはWHALEに音声認識機能も搭載すると明らかにした。

ネイバーがHALEを開発・発売する理由は、第4次産業革命の時代にふさわしい顧客データを合法的に収集するという意志として読まれる。今後さらに開発段階が進展する対話型人工知能エンジン「amika(アミカ)」をはじめ、自律走行車、自動翻訳、音声合成、画像認識技術などに対してデータは技術の源泉だ。

現在、インターネット利用者が利用しているデータはほとんどMS社の「Internet Explorer」や「Google Chrome」などの外国製プラットフォーム上で流通している。
  • 毎日経済 シン・ヒョンギュ記者 / 写真=NAVER | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-01-17 17:03:19




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