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医療や微細粉塵にまで…AIの活用分野が「扇骨」のように拡大


  • 医療や微細粉塵にまで…AIの活用分野が「扇骨」のように拡大
22日、ソウル江南区のCOEXで開かれているMKスマートテックショー2017に参加した観覧客たちが4次元(4D)体験をして楽しんでいる。[イ・スンファン記者]

「人工知能の活用分野が教育、検索、医療、微細粉塵の研究などに徐々に拡大している」

22日ソウル三成洞COEXで開かれた「スマートテックショーカンファレンス」に出席した専門家たちは、このように口をそろえた。スマートテックショーカンファレンスは毎日経済・MBNが主催する「MKスマートテックショー2017」の付帯行事で、前日から同日まで2日連続で行われた。講演者として出たネイバーのパク・ジョンモク技術協力総括理事は長年の研究開発を通じて蓄積してきた人工知能分野の技術がポータルであるネイバーとグローバルメッセンジャーであるラインにどのように適用されているのかを紹介した。

彼は「ネイバーの検索順位を決め、ユーザーが検索を通じて必要な情報を効率的に提供するために人工知能技術を活用している」とし「ビデオ、ウェブトゥーンなどネイバーとラインが提供するサービスに人工知能を組み合わせている」と説明した。パク総括理事は「人工知能の基礎となるディープラーニングがまだ完璧ではないが、競合他社との差別化するための技術を研究している」とし「ネイバーはメッセンジャープラットフォームとコンテンツ分野に強みがあるだけに、これを有効に活用することができる人工知能技術の開発に集中する」と強調した。

VUNOのキム・ヒョンジュン戦略ディレクターは、韓国​で初めて開発されている人工知能ベースの診断ソフトウェアについて紹介した。イ・ドンヒョン韓国産業技術大教授は、ビッグデータの活用で微細粉塵の分布特性を分析し、ディープラーニング技術を活用してどのように微細粉塵の危険を予測するのかについて発表した。会場を訪れた約300人の聴衆らは、講演者の発表後に質問を投げかけて人工知能の世界について高い関心を示した。

スマートテックショーは前日8000人訪れたのに続き、この日も1万人が訪れて前日の熱気を継続した。イベント最終日である23日には、「ドローンクラッシュ」のイベント会場でドローンレーシングのプロ選手6人の戦いが繰り広げられる予定だ。ドローンクラッシュは熟練したドローンパイロット(プロ選手)が操縦技術を披露し、ケージの中で対決を繰り広げて相手ドローンを撃墜するという競技だ。韓国ドローンレーシングの首位を争うキム・ミンチャン君(13)とソン・ヨンロク君(18)が出場し、プライドをかけた対決が繰り広げられる予定だ。
  • 毎日経済 ソ・ドンチャル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-06-22 21:51:13




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