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ゴールデンブルー、36.5度ウイスキー前面に出し売上高40%成長

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  • ゴールデンブルー、36.5度ウイスキー前面に出し売上高40%成長
販売量減少でウイスキー業者らはみな死にそうだと大騒ぎだ。人々が健康を考え始めてから、マッコリ、ワイン、酒などの度数の低いお酒で市場が再編されたからだ。このような中で逆に売上が急増したブランドがある。国産ウイスキー、ゴールデンブルーだ。ゴールデンブルーの第3四半期累積売上高は156億ウォンで、すでに昨年の売上高146億ウォンを超えた。通常、酒類業者の売上が第4四半期に最も大きいことを勘案すれば、今年のゴールデンブルーは40%近い成長が可能であるように見える。

ゴールデンブルーは3年前に東亜製薬関係社「スソクミレニアム(旧:チョンニョンヤクソク、千年約束)が作ったアルコール度数36.5度の国産ウイスキーだ。アルコール度数が40度以上であるウイスキー市場において反旗を翻したわけだ。代わりにスコッチという名称は果敢に放棄した。40度でなければその表現を使うことができない規定のためだ。市場からは「めずらしい」「味がすっきりしている」という反応が来た。しかし色々な事情で昨年会社が売りに出された。

売上1300億ウォン台の自動車部品会社テギョンT&Gを運営していたパク・ヨンス会長は、ちょうど株式の持分をドイツの会社に売却し現金が豊富な状況だった。パク会長は昨年、スソクミレニアムを引き継ぎ、社名をゴールデンブルーに変更し、オールインする体系に変えた。初代代表キム・ドンウク氏(41)はパク会長の婿だ。

最近、キム・ドンウク代表は首都圏市場攻略のため、暇ができるとソウルにやってくる。「以前までは競争社より低い価格を提示するなど、押し出し式営業戦略を使っていた。ここから手を入れた。遊興酒店には「無名だから偽物の酒はない」、会社員の多いバー(Bar)では「アルコール度数が36.5度なので翌日出勤しても無理がいかない」というふうに二重営業戦略を繰り広げた。口コミに乗りながら注文量が大きく増加し始めた」

遊興酒店に「無名だから偽物はない」販促

珍しく外国からも注文が急増した。海外同胞、僑胞(海外在住韓国人)企業家の要請が連続し中国に1万箱、東南アジアに4000箱、米国に1000箱を送った。アルコール度数逆発想戦略が受け入れられただけに、キム代表は今回は「年産破壊」戦略で勝負する計画だ。最近発売したゴールデンブルーサピルスには「17年産」のような表式がない。

高級ウイスキーには様々な年産の原液を混ぜて作るブレンデッドウイスキーが多い。なぜ韓国型ブレンデッドウイスキーはないのかという考えから接近した。年産をなくすかわりパッケージを高級化し、味にも神経を使ったところ反応が良かった」

ゴールデンブルーは、今後2年以内に国産ウイスキーブランドビッグ3にのぼり立つという青写真を用意した。勿論行くべき道は平坦なだけではない。大型売り場で酒類陳列台が隅に寄るようにする法が推進中で、ウイスキー市場自体も下落傾向であるためだ。キム代表は嶺南圏攻略の成功をもとに、首都圏でもゴールデンブルー旋風を起こそうという腹案だ。

■ He is…
△1971年生まれ △米国ネバダ州立大 △ホテル経営学科 △米国オハイオ州立大 △電気工学博士修了 △2002年テギョンT&G入社 △2011年ゴールデンブルー代表(現)
  • 毎日経済エコノミー_パク・スホ記者/ 写真=パク・ジョンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2012-12-17 09:24:33




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