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サムスンバイオエピス、初の抗がんバイオシミラー製品に国内許可


サムスンバイオエピス初の抗がんバイオシミラー(バイオ医薬品ジェネリック医薬品)「SB3」が国内の許可を得た。サムスンバイオロジクスは9日、子会社のサムスンバイオエピスが8日に食品医薬品安全処から、乳がんと胃がんなどの書き込みバイオシミラー「サンフェネット(Samfenet/プロジェクト名SB3)」が許可を受けたと公示した。

サンフェネットはスイスの多国籍製薬会社ロシュ社が販売している初期および転移性乳癌、転移性胃癌治療薬「ハーセプチン(一般名トラスツズマブ)」の複製薬だ。ハーセプチンは昨年に売上げ約7兆8000億ウォンを記録した、世界販売8位のバイオ医薬品だ。

サムスンバイオエピスは「サンフェネットの許可で、保有しているバイオシミラー製品群が自己免疫疾患の治療剤から抗がん剤に拡大されることに意味がある」とした。

サムスンバイオエピスの関係者は「サンフェネットの販売者の選定と薬価の策定後、国内で販売する計画だ」と語った。またサンフェネットは去る9月、欧州医薬品庁(EMA)傘下の薬物使用諮問委員会(CHMP)から「肯定意見」を受けて、欧州の市販許可も待っている。サムスンバイオエピスは「早ければ今月中に、欧州で最終承認が出るものと期待している」とした。ヨーロッパでの商品名は「Ontruzant(オントゥルーザント)」だ。
  • 毎日経済 キム・ミョンファン記者
  • 入力 2017-11-09 17:50:16




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