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最新ノートパソコン事情…筆記サクサク&バッテリー30時間


大学新入生と新人会社員に、ノートPCは必ず欲しいアイテムの一つだ。ノートPC市場の最大の書き入れ時である「卒業・入学シーズン」を控え、新製品が相次いで登場している。

最近発売されたノートブックを見ると、タブレットPCとノートPCの長所を結びつけて使い勝手を高めた製品から、携帯性を高めるために重量を最小限に抑えながらもバッテリー容量を大幅に増やした製品、いつでもどこでも自由にインターネットに接続できるように4G LTEネットワークを使用できる製品まで、ユーザーが好みで選べるさまざまな製品群が総網羅されている。

去る22日から販売を開始した2018年型サムスン製「ノートパソコンPen」は、ディスプレイが360度回転する。ユーザーの用途に合わせて、多様な画面角度で使用できるようになっている。画面を完全にうしろにたたむと、タブレットPCのように使用することができた。

製品の右下にはSペンが装着された。持ち運びに便利でいつでも取り出して使うことができ、別々に充電する必要がない構造だ。本体に入ったSペンをタップすると外に飛び出してくる。 Sペンをディスプレイ近づけてサイドボタンを押すと、△新しいノートを作成、△選んだ領域を選んで保存する「スマートセレクト」、△現在の画面をキャプチャしてすぐに筆記できる「キャプチャ後書き込み」などをサポートする「エアコマンド機能」を利用できる。

サムスン電子の関係者は、「0.7ミリの薄型ペン先と4096段階の筆圧を支援するSペンで、紙に文字を書いたりスケッチブックに絵を描くように、自然で洗練された操作が可能だ」と説明した。今年のヒットモデルである「サムスンノートパソコン9 Always」と同様に、マグネシウム素材を適用して1キログラムを超えない。実際に13.3インチ製品を手にしたときは、重量感がほとんど感じられないほどだった。充電も非常に簡単にできる。既存の専用アダプタだけでなく、ポータブルバッテリパックやスマートフォンの充電器で簡単に充電可能だからだ。

LG電子が去る15日から予約販売を受けている「gram(グラム)」は、従来のシリーズの良さを最大化した製品だ。特にバッテリー容量が昨年よりも20%増えたが、重さは1キログラム以下だ。 13.3インチの製品を基準にして、最大31時間(社内比)まで使用することができる。これは低消費電力モードでの使用時に該当する。一般的な使用環境で画面を明るくし、Wi-Fiを使用して動画などを再生すると持続時間はとうぜん短くなる。

LG電子の関係者は、「画面の明るさを最大にして、Wi-Fiを使用して動画を視聴しても20時間以上の使用が可能となり、従来製品よりも持続時間が2倍向上したバッテリーを誇る」と説明した。重さは965グラムに過ぎない。ユーザーが電源ボタンを押すと同時に指紋を認識してログインまで一度に完了し、使いやすさはもちろん安全性まで強化した。

また、ストレージデバイスを2つ繋いで利用できる「デュアルストレージ」設計で、容量は2倍に増加した。ストレージデバイスは、基本的に256ギガバイト容量のSSDが装着されている。既存のモデルはSSDの装着できるスペースが一つしかない「シングルストレージ」形式だった。しかし新たに登場した「グラム」は、SSDをもう一つ装着するスペースがある。 256ギガバイト容量のSSDを追加で装着すれば、容量512ギガバイトを確保することができるわけだ。今月15日から31日まで行われている予約販売イベントに参加すると、256ギガバイト SSDを無料で進呈される。直接ノートパソコンを触ってみて重量を感じてみると、一見プラスチック素材を使用したのではないかという疑いを持つが、特殊なメタル素材を使用した。またコーディングされていて、汚れが残ることもない。バッテリーの場合、ナノカーボンチューブ素材を使用して発熱が少ない。

レノボが去る12日にリリースした2in1のノートパソコン「Miix 520」は、本体とキーボードを分離できるツーイワン形態の製品だ。文書作業時にはキーボードを接続して通常のノートパソコンのように使用し、ミーティングや会議あるいは現場業務などではタブレットPCとして活用できる。 「レノボアクティブペン2(Active Pen 2)」を利用した手書き入力が可能なのも特徴だ。ブルートゥースを搭載したアクティブペン2は4096と筆圧の感度が優れており、より細かく自然なタッチが可能だ。最新の第8世代Intel Coreプロセッサを搭載し、7世代Intel Coreプロセッサに比べて40%高速で、文書を編集することはもちろんビデオ編集作業も可能だ。

台湾のノートPCメーカーAcerと国内の携帯電話会社KTがリリースした「Acer One 13」は、4G LTEネットワークがサポートされており、場所の制約を受けずに自由にインターネットに接続できる。 Acer One 13はノートパソコンの下部にマイクロシム(USIM)を挿入して、KTの専用データプランやデータシェアリングサービスでLTE通信を利用することができる。 Wi-Fi環境では802.11ac規格の無線インターネットアクセスを利用し、移動中やWi-FiのないところではLTE通信を使うようにする式だ。

KTの関係者は、「LTEエッグ端末を別途に使うこともできるがエッグを携帯する必要があり、エッグが放電した場合には使用できない不便な点を考慮し、Acer社とLTEのノートパソコンを出すことになった」と説明した。

アップルのMacBook Proは、「カッコイイ」デザインを望む新人・新入生ならば、欲張りたくなる製品だ。アップルは6月、アップルのワールドワイドデベロッパーズカンファレンス(WWDC)で、昨年10月に発表されたMacBook Proののリフレッシュ版を公開した。 MacBook Proの特徴は「タッチバー」だ。必要な機能をボタンに直接設定することが可能で、iPhoneやiPadと連携して使用できる。キーボードで電話を受けたり、メッセージやメールを送信するときに顔文字をすぐに選択することも可能だ。キーボード配列はMac OSに最適化されているが、Windowsを追加インストールして2つのOSを活用することができる。もちろんこの際にはSSDを物理的に分けて使用する不便さはある。
  • 毎日経済_ソ・ドンチョル記者/イ・ソクィ研修記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-12-30 09:28:27




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