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雇用創出型企業 元晶製缶、熟練労働者保有...離職率3%

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  • 雇用創出型企業 元晶製缶、熟練労働者保有...離職率3%
元晶製缶(株)は、国内3位の産業用容器専門企業である。ペイントを入れる缶からブタンガスボンベ、ドラム缶など各種製缶を作る。元晶製缶の創業者はソン・テジン前会長。彼は驚くべきことに法曹界出身である。事業をはじめるようになった理由について彼は「冒険心が強くて」と簡単明瞭に(?)明らかにした。事業は、初めはソウル永登浦の古びた工場から始めたが、今は安山と蔚山、全州に3つの工場を抱える堅実な中堅企業に成長した。特にブタンガスボンベの場合、生産物量の90%を世界20余カ国に輸出するほど輸出の比重が高い。2005年に「1000万ドル輸出の塔」を受賞し、わずか3年後の2008年には「2000万ドル輸出の塔」を受賞した程に国の経済にとってもドル箱企業だ。2008年には売上高も1065億ウォンを達成し、売上1000億ウォン台のベンチャー企業に名を連ねた。

昨年1500億ウォンまで売上が増え雇用も大幅に増やした。2010年94人だった職員が1年で278人と3倍近く増加したこと。昨年蔚山と全州、安山など全国3つの工場のエンジニア達で構成された技術法人TTSエンジニアリングを設立、研究開発(R&D)力量を強化したおかげだ。そうでなくとも「笑いながら家族のように仕事をしよう」がモットーである元晶製缶は、このように増加した職員達のために役職員の福祉基金として毎年純利益の1%を積立てており、今年3%に高めた。

引き続き基金運営の透明性を高めるために、別途の社内勤労福祉資金財団も設立した。このような人材中心の企業文化は、過去10年間、元晶製缶の離職率を3%にとどめた。離職率3%ならば一度入社すれば会社を辞める人がほとんどいないという話しである。

人に対する投資はすぐに成果につながった。元晶製缶の研究職の新人社員のうちの1人がアイデアを出し今年の初めに発売した「エコ缶」が市場で良い反応を得ていること。エコ缶は、製缶に自動車鋼板の整形技術を適用、鋼板の厚さを減らしながらも缶強度を高めた製品である。既存の製缶製品より鋼板は5%少なくなり、その分価格も低くした。既に納品大手企業各社から製品承認も受けており、今年中に全体生産量の50%をエコ缶に代替する計画である。このため全州工場2ライン中1ラインは環境にやさしい清浄生産ラインとして造成、エコ缶専門生産ラインに変更する作業を進行中である。元晶製缶は今年エコ缶のおかげで昨年より67%ほど成長した2500億ウォンの売上を上げることができると予想する。

元晶製缶

売上:1500億ウォン
業務利益:26億ウォン
職員数:278名
主要製品:ブタンガスボンベ、ドラム缶、ペイント缶
※2011年 基準
  • 毎経エコノミー_ノ・スンウク記者
  • 入力 2012-08-27 09:26:18




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