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夏の冷房で退行性関節炎悪化…適正な温度と湿度維持

血液の循環が悪くなって、骨膜に炎症が生じやすくなる 

  • 夏の冷房で退行性関節炎悪化…適正な温度と湿度維持
蒸し暑さに過度の冷房で退行性関節炎が悪化することがあるとし、夏にも適切な室温調整が必要なようだ。夏にガンガンにつけておいたエアコンの冷たい風が神経を刺激し、組織を収縮させ、関節の周りの血液の循環が悪くなり、関節を取り囲んでいる骨膜の炎症が生じやすくなることだ。よって「長時間低温にさらされることを避け、適切な温度と湿度を維持することが重要だ」というのが専門家たちの助言だ。

大多数の人々が、退行性関節炎は日常生活の中で最も多くの圧力を受ける膝で発生すると考えている。しかし、膝のほかにも指、体重がかかるお尻、股関節、足と脊椎関節、肩関節などでも現れ、風、寒気、湿気などの外部要因が人体に刺激を与えたときに起こる。実際に、退行性関節炎は、朝起きたときに関節が堅く固まっているが、少し動かすと解ける症状だ。一方、夜の夕方の時間や運動後には、関節が腫れて熱が出で痛いこともある。ひどくなると、少しだけ動かしたり、休憩中にも痛みを訴えるようになる。

一方、すり減った軟骨が再生できるか疑問を持つ患者が多い。これに対し専門医は「損傷した軟骨を原状復帰させることは難しいが、残っている軟骨細胞に栄養を供給して悪化因子を除去して機能を回復させれば、軟骨細胞が活性化するこができる」と説明した。
  • シークニュース_イ・ヒョンジョン記者
  • 入力 2014-07-30 09:08:07




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