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サムスン電子、最高125度に耐えるDRAM本格量産


サムスン電子は25日、最高で125度の高温にも耐えることができる自動車用「10ナノメートル級16ギガビット(Gb)DRAM(LPDDR4X)」を開発し、本格量産に突入したと明らかにした。

この製品は自動車や電子機器などに搭載される製品で、10ナノメートル級DRAMでは業界唯一でマイナス40度から125度までの動作を満足させる「オートグレード1」基準を満たしている。既存の自動車用20ナノメートル級DRAMの「オートグレード2(ー40~105度)」よりも高温側の領域が20度高い。「オートグレード」は自動車用半導体業界で通用する温度保証区間で、グレード0(-40~150度)からグレード3(-40~85度)まで分けられる。

サムスン電子の関係者は、「大手自動車メーカーの要求事項であるシステム搭載状態で、マイナス40度から125度の範囲の温度サイクリング評価のすべてを満足させる製品」だと説明した。特に125度の高温でも業界最速の4266メガビット秒(Mb/秒)でデータを処理し、これまでの20ナノメートル8Gb DRAMよりも速度は14%向上した。

サムスン電子は自動車用DRAMをはじめ、前・後方カメラのようなインテリジェント走行補助システム(ADAS)、自律走行中央制御システム、インフォテイメント、ゲートウェイなどの電装関連の高級メモリー市場に対する攻略に速度を加える計画だ。
  • [イ・ヂェチョル記者]
  • 入力 2018-04-25 17:26:07




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