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一洋薬品の「ノルテク」、メキシコで「革新医薬品」選定


  • 一洋薬品の「ノルテク」、メキシコで「革新医薬品」選定
  • 一洋薬品「ノルテック(NOLTEC)」



一洋薬品は4日、独自開発した逆流性食道炎の治療新薬「ノルテク(一般名イルラプラゾール)」が最近、メキシコ食品医薬品安全庁(COFEPRIS)が指定する「革新医薬品」として選定されたと明らかにした。

今回のノルテクの革新医薬品選定で、メキシコでノルテクを販売する一洋薬品のパートナーであるチノイン(Chinoin)社は、成功的な市場参入の足がかりを整えることになったと一洋側は説明した。今後はグアテマラ、エルサルバドル、コスタリカ、パナマ、ホンジュラス、ニカラグァイ、ドミニカ共和国、パラグアイ、ボリビアなど、中南米10カ国でのノルテクのローンチにも肯定的な影響を与えるものと期待される。一洋薬品のノルテクはカンボジアとエクアドルに続き、3番目にメキシコに進出した。

チノイン社は「大韓民国の一洋薬品のパートナーになったことを非常に嬉しく誇りに思う」とし、「革新医薬品選定は処方にたいへん肯定的な効果を与えており、ノルテクのメキシコ市場の先取りをさらに確信している」と述べた。

一洋薬品はチノイン社と手を取り合って、ノルテクの適応症(薬を使用できる診断)の追加と中南米地域のマーケティングを推進し、段階的に輸出量を拡大させる計画だ。

理想的に逆流性食道炎を治療する、第3世代のPPI薬として評価されている。既存の薬物よりも半減期が長く、体内吸収率を数十倍に高めたおかげだ。これに加えて一洋側は、薬の効果が24時間持続して夜間でも胸焼けやがほとんどないと強調した。
  • 毎日経済デジタルニュース局_ハン・ギョンウ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-04 14:43:16




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