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LGイノテック、自律走行車用の通信モジュールを開発

独ミュンヘン部品展示会「エレクトロニカ」で公開 

  • LGイノテック、自律走行車用の通信モジュールを開発
  • LGイノテックの国内初の自律走行車の通信モジュール「C-V2X」。 写真提供= LGイノテック



LGイノテック(社長パク・チョンソク)は12日、LTE移動通信技術を土台にした車両用通信モジュール「C-V2X」モジュールの開発に国内で初めて成功したと明らかにした。

C-V2Xは移動通信技術を活用し、車両と車両・歩行者・インフラ間の各種情報を共有するシステムで、これを可能にする重要な部品がC-V2Xモジュールだ。国内でコネクテッドカーと自律走行車などに取り付け可能なモジュールの段階までC-V2Xの技術完成度を高めたのは、LGイノテックが最初だ。

C-V2Xはカメラやレーダーなどの車両センサーのみに依存して周辺環境を認識している、既存の自律走行車の限界を克服する技術として注目されている。他の車や道路状況、インフラなどとの通信で、死角地帯の突発状況まで認知することができるからだ。

LGイノテックが開発したC-V2Xモジュールを使用すると、数百個にいたるV2X関連の部品を購入したり、複雑な通信回路とソフトウェアを新たに設計する必要がなく、完成車と部品メーカーは次世代通信プラットフォームの構築にさらに速度を加えることができるものと期待される。

LGイノテックの関係者は、「C-V2XはLTEや5Gなどの移動通信技術の発展とともに、さらに注目されるだろう」とし、「車両通信技術の変化に引き続き対応する方針だ」と説明した。

LGイノテックは今回の製品を、13~16日に独ミュンヘンで開催される世界最大規模の部品専門展示会「エレクトロニカ」で公開する予定だ。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-11-12 17:38:13




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