トップ > テクノロジー > IT・科学 > サムスン電子、「シネマLED」で映画館を攻略

サムスン電子、「シネマLED」で映画館を攻略

プロジェクターのない映画スクリーン 

  • サムスン電子、「シネマLED」で映画館を攻略

サムスン電子が米国で世界最大規模の「プロジェクターのない映画スクリーン」を公開した。サムスン電子が2017年に世界初で公開したシネマLED「オニキス(Onyx)」は、世界市場で急速に領域を拡大している。シネマLEDはプロジェクターと映写幕の代わりに、大型のLED電光掲示板を介して4K解像度の高精細映画を上映する技術だ。

21日、業界とサムスン電子と米国法人などによると、米国のレストラン型映画館チェーン「スターシネマグリル(Star Cinema Grill)」は20日(現地時間)、テキサス州リッチモンドの上映館でサムスンシネマLEDスクリーン「オニキス」を公開した。

この上映館には横14メートル×縦7.2メートルサイズの超大型オニキススクリーンが設置された。この日、オニキスを使用して『アラジン』『トイストーリー4』などが上映された。横14メートルの世界最大規模の超大型オニキスが設置されたのは中国とマレーシア、そしてインドに続いて今回が4回めだ。 2017年に映画館に導入してから2年を迎えたオニキススクリーンは、現在までに韓国をはじめ中国やインド、ドイツなど16カ国で34の劇場に設置された。サムスン電子は来年末までに、全世界の大型スクリーンの10%をオニキスにするという計画だ。 9月には米国メリーランド州にもオニキス上映館が建設される予定だ。

オニキスはLEDの直接光源を使用して色表現力を最大限にして、視聴者に細かくて鮮やかなコンテンツ環境を提供することができる。大型スクリーンは周囲の照明の影響を受けない、優れた視野角とHDR(High Dynamic Range)のコンテンツを支援し、明確な色を提供して光学歪みや干渉からも自由だ。既存の劇場用プロジェクターの画面の明るさとコントラストの限界を克服したという評価だ。300本のろうそくを同時に灯した明るさ(300ニット)を支援し、既存の映画館(48ニット)よりも6倍ほど明るい。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-06-21 17:39:23




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア