韓「病院輸出」UAEに続きクウェートへ…「中東特需」


  • (上)海外進出医療機関の数と
    (下)進出形態


クウェートの都心から西に30キロメートルほど離れたアル・ザフラ区域。ここに中東最大の医療複合産業団地の「ニュー・ザフラメディカルシティ(New Jahra Medical City)」がある。 11億8000万ドル(約1兆4000億ウォン)を投入して、15階建ての8棟の建物で昨年完成したニュー・ザフラ病院はニュー・ザフラメディカルシティの核心だ。 1234床と115室の歯科治療室に32室の大型手術室を備えているが、韓国最大規模のソウル峨山病院よりも病院面積は4倍も大きい。

来る12月の開院を準備中のニュー・ザフラ病院を運営する委託運営の優先交渉者はソウル大病院だ。ニュー・ザフラ病院の委託運営契約期間は5年で、ソウル大学病院は年平均約1兆ウォン規模の病院情報システムの構築、財務管理、予算計画と執行機関、医療機器・消耗品の購入、施設管理、広報、医療技術移転などを委託されて運営する。国内医療陣の派遣と韓国産医療機器、そして医療品の配達も影響力を行使することができ、医療での国富創出いに相当するというのが現地医療界の分析だ。

今年は2009年5月に医療観光が許可されてから10年目を迎える年だ。外国人患者が自分の足で訪ねて来る「受動的な医療観光」はもちろん、優れた医術と最先端の情報技術(IT)を融合した「能動的な病院サービスの輸出」が、新しい「K医療韓流」の新ビジネスモデルとして脚光を浴びている。特にオイルマネーを前面に出した中東諸国は国民の高齢化にともなう医療需要の急増で病院の拡大が必要なうえに、完全に医療を産業化してヨーロッパの医療観光客までを誘致していることで医療機関の需要が急増している。このように、中東地域で1970年代の建設ブームに続き、いまや医療分野で産業化ブームが起きていることから、世界的な医術とITを備えた韓国の医療機関に大きな機会の窓が開いているという分析だ。

ソウル大病院のキム・ヨンス院長は、「1970年代は中東地域で派遣労働者が外貨を稼いで来たならば、今は医療業界で高付加価値の収益モデルを作っている」とし、「今後は積極的な海外進出事業の推進を通じ、韓国医療の優秀性を世界に伝播する計画だ」と語った。
  • 毎日経済_イ・ビョンムン医療専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-09-16 17:49:24