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3Dプリンターで作るオーダーメード型貴金属
3Dプリンターで作るオーダーメード型貴金属
スリン(srring)のイ・ジョンス代表
< イ・ジョンス代表が3Dプリンターで作った指輪を持ち上げて見せている >
「貴金属も3Dプリンタを利用すれば画期的な製品を作ることができます」
スリン(srring)のイ・ジョンス代表(34)が貴金属を作るために使用する核心装備は、つい最近盛んに脚光を浴びている3Dプリンターだ。まず、CADプログラムを利用して各種貴金属を設計した後、3Dプリンターで「出力物」を抜き取る。そうすると、プラスチックやワックスなどの材質で作られた貴金属原本が出てくることになるが、これを鋳物で作った後、金や銀を注いで貴金属を完成させる方式だ。
3Dプリンターを利用して変わった点は、まさに「オーダーメイド」貴金属を作りやすくなったことだ。イ代表が特許を受けた工法もやはりそれぞれ違う金を混ぜて色々な模様を作ること。例えば鋳物に1次に金を塗った後、空いている空間に赤金やホワイトゴールドのような他の色の金を満たして、様々な模様を出すことができる。3Dプリンターがなかった過去には、貴金属原本を浮かべることにだけ数日がかかったが、3Dプリンターを利用すると平均6時間もかからない。価格もまた、3Dプリンターを利用する場合、手作業でオーダーメード型貴金属を製作する時に比べて10分の1以上を節約することができる。
消費者の好みに応じて柄も簡単に変えることができることもまた、長所だ。
イ代表は、「これまで貴金属に模様を刻むことは、レーザーでイニシャルなどを刻むレベルだったが、3Dプリンターを用いて異なる色の金を混ぜて多様な模様をデザインすることが出来るようになった」とし、「たとえ色は違うが、純度が同じ金を混ぜるため、金を転売する場合にも価格が落ちる心配がない」と述べた。現在、韓国ポリテック大学(KOREA POLYTECHNICS)で貴金属デザイン、細工技法などの講義をしているが、イ代表は関連専攻で博士学位を踏んでいる。
毎日経済_キム・ジョンボム記者 | (C) mk.co.kr
入力 2014-08-29 04:01:02
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