Q.韓国のアジュンマ(おばさん)はなぜみんなパーマなんですか?

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A. パーマをしないと結婚していない、若い女のように見えるので男が寄ってくる。そのうち夫が見たら、「妻が浮気をしているのではないか」と勘違いして激怒するかもしれません。こんな不祥事を避けるために「私はアジュンマ(おばさん)です」という目印のためではないでしょうか?

これは聞いた話ですが、婚約を目前にしたある若い女性が、おしゃれのために長いストレートヘアーを、それもパーマをかけたことがわかからないように、美容院で手入れをしてもらいました。それはパーマをかけたようなかけていないような…とにかく、そんなパーマをしたはいいけれど、とてつもなく高いうえに時間も8時間もかかったというのです。

おばさん(主婦)がパーマに8時間もかけられると思いますか?金額も金額ですが、まず時間がないということ。子どもの面倒に食事の支度などなど。パーマをするのに8時間も費やすのは、主婦には不可能というものです。

男性でもパーマをしている人を見かけますが、パーマをすると朝起きて髪をセットする時間が節約できるからだといいます。アジュンマもそうじゃないでしょうか。実際、おばさんは暇そうに見えますが、本当はとても忙しいのです。

朝、誰よりも早起きして食事の支度、夫を起こし、起きてこない子どもたちを叱り、夫は会社へ、子どもが学校へ送ったあとは掃除に洗濯。それだけではありません。お隣さん同士でおしゃべりする時間も必要、そんな多忙な中で髪を洗って乾かし、セットする暇がどこにあるでしょうか。パーマならシャワーをしながら髪を洗い、だいたい乾かせばそれで完了。だからアジュンマはパーマをするのかもしれません。

また、本当かどうかわかりませんが、その昔、美容院が街のいたるところにできたとき、あるアジュンマがパーマをかけた姿をみて「あらまぁ、素敵!私もやろうかしら」と、生活費をけずってまでパーマを真似し、またそれを見た隣人が真似をして、向かい側の奥さんもまた真似をして、そのうちにこの「アジュンマ・パーマ天国」になったともいわれています。そういわれると、アジュンマがパーマをかけ始めてからずいぶん経つようです。1970年代頃に始まったといわれており、ざっと計算してほぼ半世紀近い歴史を持っているというわけです。

Tip1:アジュンマでなくともパーマをしている人がかなりいます。あるとき、後ろ姿がアジュンマのような人が何かを落としたので「アジュンマ!」と声をかけましたが返事がありません。知らないふりをしようか迷ったけれど、「あの、何か落としましたよ」と大きな声で呼びかけると、やっとその‘女性’が振り返りましたが、なんと女性でもアジュンマでもなく、若い青年だったといいます。

Tip2:パーマでアジュンマかどうかをはっきり区別することはできませんが、バスや地下鉄に乗ると確実にわかります。人が多くても空いた席に遠くからいつのまにか現れて席に座る人、それらのほとんど99.9%がアジュンマです。これが韓国のアジュンマパワーというものです。
  • Lim, Chul
  • 入力 1900-01-01 00:00:00

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