Q.ダンス中に転ぶ動画が話題になったヨジャチング（GFRIEND）について教えてください。人気はありますか？
| A. | 東方神起（동방신기）、少女時代（소녀시대）、ワンダーガールズ（원더걸스）、ガールズデイ（걸스데이）。共通点が何かわかりますか。成功したアイドルグループでしょうか？ そうです。ただし、別の共通点もあります。ハングルでグループ名が4文字だということです。 4文字の名前を持つアイドルグループのうち、失敗したグループがほとんどないと言われるため、4文字の名前を付けたいと思った、というのがヨジャチング（여자친구、GFRIEND）の所属事務所代表のソ・ソンジン氏の告白でした。人々に早く覚えてほしいという気持ちから、馴染みのあるハングルの単語の中から名前を選んで、ヨジャチングに決めました。韓国語ではヨジャは女子、チングは友達という意味です。 彼がグループの名前として考えていた4文字の単語の中には、スホチョンサ（守護天使）、ハグハグなどもあったそうです。 ヨジャチング（GFRIEND）は、今年1月にデビューした6人組ガールグループです。1995年生まれから1998年生まれまでがいるため、メンバーたちの年齢が高いとも若いとも言いにくいですね。 ヨジャチングは、女子にとっては心を開いて話ができる良い友達に、男子には夢の初恋のような異性の友達になりたいという意味が込められています。例えるなら、清純な少女といったコンセプトです。 デビュー曲として出した『Glass Bead（原題：유리구슬）』は少女時代の『また巡り逢えた世界（原題：다시 만난 세계）』を連想させる曲です。清純なイメージ、長いストレートヘア、制服や体操服、ここに歌の雰囲気までも似ていて、足蹴りをする振り付けは非常に似ているという印象を与えます。 ヨジャチングのメンバーたちも少女時代を尊敬し、ロールモデルにしていると明らかにするほどで、音楽が好きな人にとっては、2007年に少女時代が大衆の心をとらえた『また巡り逢えた世界』を、今度は『Glass Bead』を通じて再び接しているようなものです。 Glass Beadについてあつかった記事のタイトルも「ヨジャチング、人気歌謡でデビュー、少女時代が思い出される！」などと、これを指摘しています。 もちろん、『Glass Bead』と『また巡り逢えた世界』は同じではありません。全員が学生ではありますが、少女時代が学校の外での様子を見せてくれたものだとしたら、『Glass Bead』は学校の中のファンタジーを歌っています。このような違いにもかかわらず、ヨジャチングは少女時代の初期のイメージを正確にコピーすることに成功しました。 2015年1月22日に放送されたMnetカウントダウンでデビューした週に6位になり、音源でもダークホースとして浮上し、新人ガールグループの中では異例となる、素晴らしい成果を残しました。音源が発売された後、2カ月が過ぎた後でも、各種チャートで30位内に留まり、成績が少し上昇する底力は相当のものです。 『Glass Bead』の人気はプロ野球、プロバスケットボール、プロバレーボール、競馬などの、様々なスポーツイベントにヨジャチングがラブコールを受けて公演に参加したということからも分かります。チーム・メンバーがバレーボールの出場選手の人数である6人で、公演の服がバレーボールのユニフォームと似ているためか、プロバレーボールの授賞式にも招待を受けたそうです。 新人グループとして韓国の全国津々浦々を駆け巡りながら活動をし、数多くこなした舞台のなかの一つでダンス中に転んでしまう映像が撮られてインターネット上で話題になりました。江原道の麟蹄で開かれたラジオの公開放送で8回転んでも最後まで明るい表情で公演を終えたのは確かにすごいですよね。 以前、分かち合いコンサートで熱唱していたSISTARのボラが高いヒールを履いて踊っていた途中、床が滑って倒れ、舞台の途中で退場したシーンが思い浮かびます。 倒れる映像がYouTubeにアップロードされてから、5日にしてヒット数が450万件を超えましたが、チクケムのおかげでヨジャチングの曲がチャートを逆走しているという話も聞きます。ただ、これはハニのダンスのチクケムにより、底から這いあがったEXIDとは若干ケースが異なります。ヨジャチングは、今、デビューしたばかりの新人ガールグループとしてはかなり成功していた方だったからです。 どうやら所属事務所であるソスミュージック（쏘스뮤직）の企画力が良いようです。ソスミュージックは人材採用サイトのジョブコリアに従業員4人と登録されている、本当に小さな中小企業なのですが、ヨジャチングがデビューする前からSNSにメンバーを公開して早目に公式ファンカフェを開設するなど、グループをしっかりとサポートしている印象を受けます。 ヨジャチング（GFRIEND）のメンバーは、ソウォン（キム・ソジョン、1995年生まれ）、イェリン（チョン・イェリン、1996）、ウナ（チョン・ウンビ、1997）、ユジュ（チェ・ユナ、1997）、シンビ（ファン・ウンビ、1998）、オムジ（キム・イェウォン、1998） 。最年長のソウォンが172センチの八頭身リーダーで、ウナの身長が162センチで最も小さいですね。 ソウォンはDSPでのみ、3年半の間、トレーニングを受けて、ソ・ソンジン氏に会って舞台に上がることになりました。翰林芸術高校のモデル科を卒業したソウォンを除いた残りのメンバーはすべて、ソウル公演芸術高等学校に在学中の高校生です。
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- Lim, Chul
- 入力 2015-09-11 00:00:00
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