A. | ボーイズグループと言えば歌って踊る歌手が連想されます。けれど不思議なことに歌手ではなく俳優たちで構成されたグループがあります。 5urprise(サプライズ)というグループです。「まるで僕らが歌手ではなく俳優だから驚いただろう」という気分になりますね。もちろんアルバムを出したこともあります。メンバーが出演したドラマ『放課後のくじ引き』のOST『Hey U Come On』という歌を収録したアルバムも出しました。 2014年には韓国で『From My Heart』、2015年には日本で『5urprise Flight』というアルバムも出しているので、いつしか歌手グループとして活動する日が来るかもしれませんね。 ソ・ガンジュンがこのグループのメンバーだそうです。残りのメンバーたちはグループのリーダー格ユ・イル、MBCドラマ『最高の恋人』にて活躍したカン・テオ、MBCドラマ『美しいあなた』に出演したコン・ミョン、昨年中国ドラマ『望夫成龍』にて主演を演じたイ・テファンです。 グループのメンバー中ソ・ガンジュン(本名イ・スンファン(李承桓))がもっとも良く知られており、人気も一番高いでしょう。DCインサイドにギャラリーもできましたので、しばらくすれば公式ファンカフェも誕生しそうです。 ソ・ガンジュンという名前は所属事務所ファンタジオにて付けられた芸名です。本来は所属事務所の先輩俳優であるハ・ジョンウのマネージャーの名前なのですが、「マネージャーの名前を芸能人が借りて使ったらヒットする」という俗説があり、この名前を選んだといいます。ファンタジオにて開かれた新人俳優オーディションプログラムを通じて抜擢されただけに、所属事務所から言われた通りにするほかになかったことでしょう。 けれど、俗説は事実であったようです。同い年のユ・スンホ、イ・ヒョヌ、パク・ボゴムよりもずっと遅れてデビューしたにもよらず、いくつものドラマで主演級に浮上しているのですから。 上の表を見れば、ソ・ガンジュンが大勢俳優の一人であることが分かるでしょう。実質的なデビュー作である『放課後のくじ引き』では女装する情熱を見せたりもしました。 視聴率が高かったKBS2TV週末ドラマ『家族なのにどうして』にて整った外見に悪くない演技力で注目を集めました。 新人としては異例のSBS『ルームメイト』に固定出演するなどバラエティの側でも活動が頻繁なほうです。学生時代にピアノを7年間も学び、JTBC芸能プログラム『一人で恋愛中』に出演したときには2人組バラードデュオのユリサンジャの『愛してもいいですか』を演奏したりもしました。 2014年ソルラル(旧正月)特集として放送されたMBC『ラジオスター』ではEXOの『Growl』を歌いましたが、彼のファンたちは密かにカルト的だと喜んでいます。芸能プログラムにてソ・ガンジュンは時々とぼけた姿を見せて「花のお馬鹿」という言葉も登場しましたが、『ラジオスター』にてn分の1をm分の1と間違って話してMCのキム・グクジンから抜けているという言葉を聞いたそうです。このようなとぼけた姿を魅力的に見るファンも多いといい、あるファンは「口を開くと壊れる」と呆れたりもするそうなので、少しだけ自己管理も必要なようです。 |