Q.韓国の芸能人はスポンサーのオファーをたくさん受けるのですか。(1)

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A. 700万人の観客を動員した『内部者たち』という映画があります。政界・財界に言論界の関係者までを加えた裏取引を暴くために現職検事が権力のインナーサークル(Inner Circle)に入るといった内容です。

検事は、このサークルの中に入って、彼らが繰り広げる歓楽の世界をカメラに収めて世の中にばらまきます。明示的な歓楽の夜が描写されるため「青少年観覧不可」判定を受けました。酒の席に招かれる女性は芸能企画社代表が特別に選んで送り込む女性たちで、彼女たちの役割は言わなくても分かることでしょう。

去る2月、韓国の放送局SBSの社会告発番組『それが知りたい』のシークレットリストにも似たような告白が登場します。長い間、有力者たちに女性芸能人を紹介してきたという旅亭のマダムは、企業の人間が政治家に対して性接待を提供するときに自分が芸能人を斡旋したと打ち明けます。

ブラックマネーの代わりに黒い性接待。より密かに行われるので、ロビーの効果が大きいという説明が続きます。芸能人を利用した性接待は韓国の政治家に限定されていません。外国の有力政治家の歓心を買うためにも芸能人が動員されます。

『それが知りたい』も芸能人ブローカーの内部者の告発により取材が始まりました。取材チームは芸能界でスポンサーが慣行のように広がっていることを確認しました。

「名前を聞くだけでびっくりするような人が多い。これは核爆弾です。本当に放送することができますか」

情報提供者はデータを渡す前にSBSの制作陣と会ってこのような言葉で切り出しました。SBSはそれなりの証拠資料を確保して、長考しましたが最終的にはリストは公開しませんでした。情報提供者を保護するための避けられない選択だったというのがSBSの説明です。

ところがです。気になりませんか。

情報提供者が自分が持っているすべてのファイルをSBSの制作陣に渡すとき、自分も被害に遭うことを覚悟していたのか、自らが核爆弾だと説明した資料を公開することを願ったのか、韓国社会の1%の恥部をさらしたかったのか、知りたくありませんか。

SBSがリストに含まれた芸能人だけでなく、お金を払って性を買った韓国社会の有力者たちの名前を公開しなかったことに、もしかしたら外圧があったのではないか気になります。

芸能界で有名になった人はスターとして世界を照らします。夜空には無数に輝く星がありますが、実際に人々の目に入ってくる星の数はごく一部に過ぎません。遠い宇宙の星は数十光年が過ぎたあとに、ようやく一度きらめくことで終わる可能性があります。

芸能界に足を踏み入れた卵がスターになるための道は遠く厳しいものです。芸があっても運がなければ素晴らしい自分の本当の姿を大衆に見せることさえできずに芸能界生活を終える可能性もあります。スター隊列に加わったからと「そのままずっと」が保証されているわけではありません。

このような不安な気持ちにブローカーがつけ込みます。

「お金が必要ですか。彼らはお金をくれるだけでなく、あなたが芸能界で売れるようにラインを提供してくれる人々です。ただ目を閉じていればいいのです。まあ、あまり難しいことでもないでしょう。その気にさえなれば、そんなこと誰でもしますよ」

あるアンケート調査で、活動中の芸能人111人のうち60.2%が性接待の提案を受けたという資料が発表されました。演技者志望生が提案を受けるケースはこれより低く、240人のうちで29.8%程度でした。

なぜ活動中の芸能人に多く接近するのでしょうか。理由は簡単です。お金が彼女たちを望むからです。ポータルサイトを開けば名前が登場して、彼女の顔に多くの国民が熱狂する芸能人を欲しがるからです。

ブローカーの役割をして摘発され、実刑まで受けた後にもブローカーをやっているスティーブ(仮名)という人は、SBSの制作陣に「自分が先に連絡をとらなくても、芸能人から先に連絡がくる」と抗弁します。

「オッパ(お兄さん)、私、お金が底をつきちゃった」

自分はお金が必要な芸能人とお金を持っている人の出会いを手配してあげているだけだからと、何の罪もないというように堂々としています。「彼らはですね。百万ウォンの小切手を、普通の人が1万ウォンを使うように財布から取り出す人々です」

芸能人の中には、このような姿に惚れる人もいるのかもしれません。だから喜んで体を売る芸能人が本当にもしかしたら1人や2人いるかもしれません。彼女たちにお金を払ったのはだれでしょうか。お金持ちの財閥でしょうか。

筆者はそうは思いません。ポータルサイトに名前が登場し、大衆の人気を集めてスポンサーから受け取るお金が多くなったなら、それは大衆が支払ったも同然です。人気芸能人の性上納に怒ることは大衆の当然の権利です。

(次回へと続きます)
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-03-11 00:00:00

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