Q.韓国の芸能界には言論プレーで有名な人がいますか。(5)

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A. 以前、韓国に『ナコムス(私はコムスだ)』というポッドキャスト放送がありました。李明博(イ・ミョンバク)政権時代に閣下の治績(?)を広く知らせ、政権交代に貢献することを目的としたラジオ放送でした。

かつて200万人の視聴者を抱え、2011年8月26日に放送された号外編はダウンロード数が世界のポッドキャストのうちで1位を達成したことも人気の放送でした。とにかく、ナコムスは2011年にソ・テジとイ・ジアの離婚訴訟ニュースが起こった時、これを李明博前大統領が関連していたBBK事件をごまかすための陰謀だと主張しました。

2人の離婚のニュースが知られたとき、偶然にもBBKの特別捜査チームがジャーナル誌の『時事 in』との訴訟で敗訴の判決を受けた時点だったからです。

似たような事例は少なくありません。俳優イ・ミンホとガールズグループmiss Aのメンバー、スジの熱愛説が起きた時も「李明博政権の資金不正を隠すために暴露された」という噂が流れました。最近では、プロ野球選手のオ・スンファンと少女時代メンバーのユリの熱愛説もイ・ワング首相の収賄疑惑をかくす意図があったという疑いを受けています。

2009年3月、俳優のチャン・ジャヨンが性上納の強要を受けたと文書を残して自ら命を絶ちました。彼女の死は、これまで推測だけがされていた芸能界の裏側を赤裸々に明らかにしながら、韓国社会に大きな衝撃を与えました。性接待を受けた人の中には有力ジャーナリストも含まれていました。しかし、酒の接待の強要の疑いを受けた被疑者は、すべて証拠不十分などの理由で無嫌疑処理されました。

  • < 芸能界の恥部を表に晒して命を絶った俳優チャン・ジャヨン。性上納疑惑を受けた高官はすべて無嫌疑処理され、この事件を希釈させようと芸能人の麻薬事件を報道したという陰謀論が提起された >

とにかく、チャン・ジャヨン事件を捜査していたときに、捜査当局は芸能人の麻薬事件の情報を漏らし、チャン・ジャヨン事件から視線がそれるようにしたという疑惑が提起されました。警察がチャン・ジャヨン事件で窮地に陥るたびに、偶然にも芸能人の麻薬事件が明るみになったからです。

警察は、俳優チュ・ジフンが起訴される前に実名を公開して被疑事実を公表するという間違い(?)を犯したり、チャン・ジャヨンが死んでから100日になる日には、大規模な麻薬事件が発生しました。警察が中堅俳優と演劇俳優、映画監督などが関与した大麻事件を捜査中であることを明らかにし、その後、俳優オ・グァンロク、映画監督キム・ムンセン、ギタリストのイ・ウォンジェ、俳優のチョン・ジェジンが順に検挙され、芸能界のイシューはチャン・ジャヨンから、薬物へと移ってしまいました。

2013年11月にも捜査当局が、自分たちの同僚をかばっているという疑いを受けるに値する事件が起きます。当時は建設業者の別荘で現職法務次官が性接待を受けた疑惑が提起された状態でした。性接待を受ける動画まで流出し、結構騒がしくなっていた事件です。検察は、建設業者と法務次官が動画の撮影を否定したという理由で無嫌疑処理しましたが、疑惑に満ちた世間の視線を避けるには力不足でした。

そんな中、MCキム・ヨンマン、コメディアンのイ・スグン、タク・ジェフン、H.O.Tメンバーのトニー・アンなどのスター級芸能人が関与したスポーツ賭博事件が明るみに出ます。捜査機関が法務次官の性接待問題から視線をそらせるために発表の時期を調整したという噂が出回りました。

もちろん、ドラッグをしたり、ギャンブルに手を染めた芸能人は、大衆に言い訳をすることができません。司法当局が起こしたのかもしれない言論プレーの犠牲者だと悔しがることもできません。原罪は、彼らにありますから。しかし、関心を芸能人に移して、政治的問題を覆い隠そうとした試みがあったとしたら……。

権力とマスコミが癒着関係を結んだ状態であれば、社会的なイシューを調節することが簡単になります。陰謀論はこのような背景を抱えています。多くの若い命を奪ったセウォル号沈没事件でも、政府が事件に対する関心を薄めようとしている動きが捕捉されたことから、陰謀論が「想像に過ぎない憶測」と断定することもできません。

芸能人に致命傷を負わせる言論プレーは政界の専有物でもありません。競争関係にある芸能人から出てくることもあります。

このような陰謀の犠牲になった代表的な例としてはコメディアンのチャン・ドンミンを挙げることができます。彼はMBCの人気番組である『無限に挑戦』の新たなメンバーとして指名される直前、過去に行った発言がイシューとして取りざたされました。

「女たちは愚かだから、男には勝てない、いや、本当に馬鹿だ。 ○○のような奴」
「もし明日の朝、うちに6時までに来ることにしていたのに遅れた。そうなったら、うちに来ないで電話の電源を切って自殺しろ。そうしたら俺が許してやる…ハンマーで頭から」

発言の内容が知られると、チャン・ドンミンは公開謝罪をして『無限に挑戦』からも自ら降りました。1年前、自分の口で直接発言したものですから、言い訳する余地もありませんでした。

ところが、まだ疑問が残る理由は、「よりによって『無限に挑戦』の新しいメンバーを選ぶ過程で、どうして過去の発言が出てきたのか」にあります。チャン・ドンミンの発言をインターネットメディアに初めて報道した記者は、記事とは別に発言シーンをYouTubeのコミュニティサイト「今日のユーモア」にも掲載していました。

チャン・ドンミンの発言問題が一般​​人によって偶然発生したのではなく、彼を落馬させようと明らかに意図された結果だったと読むことのできる部分です。

このような言論プレーの犠牲にならない秘訣はなんでしょうか。他人にばらされる前に、自分が犯した罪を一つ一つ告白することです。真正性がある告白であれば、大衆は指をさすよりは、彼の勇気を称えるはずです。ところが、誰も知らない自分の恥部を晒そうとするひとがどれほどいるでしょうか。もしかしたら、告白したせいで舞台から追い出されるかもしれないのに。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-05-24 00:00:00

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