Q.韓国で演技活動も行っている歌手(アイドル)について教えてください。(3)

답변게시판
A. T-ARAのメンバー、ジヨンと恋愛中の俳優、イ・ドンゴンが実は歌手だったという事実を知る人はあまりいません。

2人は、韓中合作映画『邂逅』に出演して、1カ月ほどクルーズでの撮影を行ったのですが、そのときに気持ちが芽生えたそうです。中国の上海で仲良く手を繋いで顔を触るなど、親しくしている姿が目撃されたのですが、2人は結局恋愛の事実を認めました。そういえば、2人とも歌手出身の演技者という共通点があります。あまりすることもない船の上で撮影を行ったため、いろいろな話を交わしたことでしょう。

まだソロやグループで歌手として活動するジヨンとは違い、イ・ドンゴンは歌手としての生活をやめてからだいぶ経っています。1998年に発表した1集アルバム『Time To Fly』を知る人もあまりいません。

イ・ドンゴンは歌手から俳優に完全に転業した数少ない男性芸能人のうちの一人です。そのほかの男性芸能人は少なからず歌を続けています。現在、旺盛な演技活動をしている他の歌手出身の俳優はほとんど女性の芸能人です。女性が男性よりも環境の変化に上手く対応するようです。

まず、演技にオールインするために、歌うことやめた歌手を確認してみましょう。チョン・ヘビン、ユン・ウネ、ナム・ギュリ、パク・チョンア、ユジン、ソン・ユリ、イジン、ファン・ジョンウム、チョン・リョウォン。とても多いですね。

チェ・ジョンアンは少し違うケースなのですが、元々は1995年にモデルを経て演技者としてデビューしました。化粧品の会社で開いた「きれいな顔選抜大会」で大賞を受賞し、レモナの広告では可愛らしいイメージと黄色いレモナが素晴らしい調和を見せて人気を集めました。この人気を基盤にしてMBCのシチュエーションコメディに出演し、1999年から歌手活動も兼業しました。

歌手と演技者を兼業する当時には、俳優よりは、歌手の方で評価がされていました。1999年にイ・ジョンヒョン、シャープ、コヨーテなどと一緒にソウル歌謡大賞の新人賞も受賞するほどでしたから。2000年代半ば以降、歌手活動をやめて演技に専念していますが、2007年にロマンスコメディであるMBCドラマ『コーヒープリンス1号店』で助演を引き受けて人気が絶頂に達しました。女性視聴者たちには主演よりも輝いた助演という評価をもらいました。

そういえば、このドラマのヒロイン役を演じたユン・ウネも歌手出身ですね。

1999年、中学校3年生のときにBabyvoxのメンバーとして合流したユン・ウネは、ふっくらとして幼い外見で、グループのメインコンセプトであるセクシーとは程遠いキャラクターでした。当然、チーム内での人気も低く、台所待機メンバーとまで言われていました。Babyvoxが暫定的に活動を中断した後、ユン・ウネはSBSの週末バラエティ『日曜日が良い』に出演して活躍しました。この番組の人気コーナーである「当然だ!」でユン・ウネはキム・ジョングクとラブラインを形成したのですが、それによりスターになりました。

バラエティで得た人気を基盤にして、2006年MBCドラマ『宮~LOVE IN PALACE』で主演を引き受けて本格的な演技活動に入り、翌年に男装する女性役を引き受けた『コーヒープリンス1号店』が空前の大ヒットを飛ばし、演技者としてのポジションを固めました。

ユン・ウネの後に続いて、2006年にはシム・ウンジンとキム・イジ、2010年にはイ・ヒジン、2014年にはカン・ミヨンがドラマに顔を見せ、Babyvoxのメンバー全員が演技活動を行っています。カン・ミヨンは時折歌手として舞台に立ちますが、最も最近に曲を発表したのも3年前のことで、最近はドラマ2本に加えてカメオでの出演をしているため、俳優業に集中しているようです。

チョン・リョウォンもユン・ウネと同じように、歌手としてはあまり成果を上げることができませんでした。オーストラリア出身のチョン・旅ウォンは高麗大学に交換留学生として来て、スカウトされてガールズグループChakraのメンバーとしてデビューしました。練習生の生活もほとんどしていないため、両親もテレビに出ている娘を見てから、歌手になったという事実を知ったそうです。

S.E.S、Fin.K.L(ピンクル)、Jewelry、Babyvoxと同じ時期に活動したChakraのメンバーは、道端でスカウトされたケースが多いです。当時、マネージャーが道行く可愛い女性を見つけると、他の企画会社に横取りされないうちに急いでキャスティングすることが良くありました。Chakraのリーダーであるファンボも食堂でアルバイトをしているときにスカウトされたそうです。

  • < Chakraのメンバー(左からファンボ、イニ、ウン、リョウォン) >

Chakraのメンバーのイニはミスコリア出身で、他のメンバーも美貌にはそん色がなかったのですが、残念ながら音楽的な才能が美貌ほどにはなく、グループの寿命は長くありませんでした。グループが解体した後、チョン・リョウォンはファンボと一緒に芸能界で旺盛な活躍を見せています。

2002年、映画『緊急措置19号』で演技に足を踏み入れた後、2004年には演技に専念すると宣言しました。2007年には主演を引き受けた映画『二つの顔の猟奇的な彼女』が興行には失敗しましたが、多重人格を持つ女性を上手く表現して、青龍映画賞で新人賞を受賞して、俳優としての立場を固めました。

ユン・ウネ、チョン・リョウォンと一緒に演技者としての変身に成功した歌手としては、ファン・ジョンウムを挙げることができます。ファン・ジョンウムを始めとして、俳優に転業した歌手たちのストーリーは次回へと続けたいと思います。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-06-09 00:00:00

Copyright O2CNI All rights reserved.

目錄


      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア