Q.グループVIXXについて教えてください。
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その年は、なんと43グループがデビューをしたんです。このうち遅ればせながら地上波音楽番組で1位になったグループは、EXO、B.A.P、EXID、BTOB、AOA、クレヨンポップ、そしてVIXXの7グループだけです。VIXXはデビュー2年で地上波1位になりましたが、その過程が順調ではありませんでした。 VIXXは、ソン・シギョンとソ・イングクらがいるジェリーフィッシュエンターテイメントが、音楽放送Mnetと手を組んで発表した6人組ボーイズグループです。「私が作る私だけのアイドル」というコンセプトでサポーターを募集し、ジェリーフィッシュの既存練習生7人と新しく合流した練習生3人を含む10人を競合させ、6人のメンバーを選び出しました。VIXXというグループ名ものファンたちの投票で決められました。 デビューを準備する過程もMnetを通じて紹介されました。このように徹底した準備をしたにもかかわらず、VIXXのデビュー舞台はひどい失敗に終わってしまいました。カメラの位置も見つけられずに当惑した公演が終わった後、マネージャーが焼酎をむやみやたらに飲んだという噂さえ聞こえたほどです。大衆もデビュー曲として準備した『Super Hero』を徹底的に無視しました。ただでさえ、数多くのアイドルグループの出現で競争が激しい状況で、デビュー舞台を台無しにしてしまったため、良い成績を期待し難かったのでしょう。 初めて月間チャート100位以内に入った曲は、2013年に出した3枚目のシングル『傷つく準備ができてる（On and On）』です。その年の秋夕（チュソク）特集としてSBSが用意した「スターフェイスオフ」で女装をし、Wonder Girlsの『So Hot』を歌って1位となり、話題を集めました。 そして少しは勇敢に、10月にマレーシア・クアラルンプールを皮切りに、東京、大阪、ストックホルム、ミラノ、オースティン、LAなどの5カ国で10回にわたってグローバルショーケース「The Milky Way」を進行し、ソウルオリンピック体操競技場で仕上げをしました。 1万席規模の公演会場で開かれたショーケースは、アイドルグループとしては初でした。体操競技場を満たした8000人余りのファンたちは、「今日狂う準備ができているか？」というVIXXの挑発に、叫びで答えました。公演途中にメンバーたちは少女時代やWonder Girlsのソンミら女性アイドルのダンスを踊り、女心を溶かしました。そして発売を1週間後に控えていた正規アルバムのタイトル曲『VOODOO DOLL』を披露しました。 『VOODOO DOLL』のミュージックビデオは、残酷な映像で19禁の判定を受けましたが、自身を犠牲にしてでも行き違う愛を叶える悲しい話を含んでおり、ファンたちの期待感を高めさせたりもしました。このような期待感は、その年の12月にKBS『ミュージックバンク』で1位になって証明されました。 グループの立ち位置が高まり、2014年からメンバーの個人活動も多彩になりました。エンはMBC週末ドラマ『ホテルキング』に出演し、レオはミュージカル『フルハウス』にキャスティングされました。ホンビンもSBSドラマ『気分の良い日』で配役を得て、ヒョギはSBSのバラエティプログラムである『ジャングルの法則』に姿を現しました。 その年の7月に『Darkest Angels』を発表し、日本でデビューした後、12月に初シングル『Error-Japanese Ver』を発表しました。 レッドオーシャン市場でVIXXがそれなりに成功した秘訣には、歌と振り付け、衣装、ミュージックビデオが、特異なコンセプトである点が挙げられます。メンバーたちが皆180センチ以上の長身であるため長身ドルやホットボディというニックネームもありますが、コンセプトドルやホラードルと呼ばれるほど、他のグループと差別化したことが効果を得たという分析です。 事実、VIXXは『傷つく準備ができてる（On and On）』からバンパイア、ジキルとハイド、呪いの人形、サイボーグ、愛の奴隷、ギリシャ神話の神などと、若干は奇怪なコンセプトでファンたちの想像力を刺激しました。 VIXXのファンクラブ名は「ST★RLIGHT」。星の光と呼ばれることもあります。2016年半ば以降、ファンカフェ会員が13万人を突破しましたが、女性ファンたち中心で、10代ではなく20代が多いそうです。デビュー初頭には誕生日プレゼントやファンサイン会のプレゼントを受け取りましたが、メンバーたちの提案で一切プレゼントを受け取らないことにして、非公式グッズの販売も禁止しました。ファンとしては、財布を開かなくてもいいため嬉しかったりもして、そのためか放送に出演する時に、メンバーはもちろん、放送スタッフに提供する食事などのサポートの質が高いことで定評があります。
▶ ラビ（本名：金元植 / キム・ウォンシク。1993年2月15日生まれ）－メインラッパー。所属事務所では、プキという芸名をつけ与えたが、本人が「魅了される」という意味の「Lavi」を芸名として選択した。1日の日課では、服を選ぶことに最も力を注ぐという話も聞こえる。 ▶ レオ（鄭澤運 / チョン・テクウン。1990年11月10日生まれ）－メインボーカル。3年10カ月間の練習生生活を経て、メインボーカルとしてデビューするために大変な訓練をした。言うことはすべて言う方だが、普段は静かで目にもあまりつかない方だ。2003~2007年にサッカーの幼少年国家代表を務めたうえ、テコンドー4段にボクシングまで学んだスポーツドルだ。そのため男性ファンが多い方だ。 ▶ ホンビン（李弘彬 / イ・ホンビン。1993年9月29日生まれ）－サブボーカル、サブラッパー、チームのビジュアルを担当する美貌。1日の中で最も幸せな時間は、おいしいものを食べる時であり、インタビューでパスタとブドウが好きだと明らかにした。上に姉が2人いるが、下の姉と8歳の差がある息子だ。チームで唯一本名を使うのだが、所属事務所の代表がウォンビンとヒョンビンをつなぐスターになりなさいという意味で本名を使うようにしたという。 ▶ エン（車學沇 / チャ・ハクヨン。1990年6月30日生まれ）－リーダー、メインダンサー。表現力がよく、歌が出るたびにニックネームが1つずつ生まれ、グループ内でニックネームが最も多い。自身と1番似合う場所として遊園地を挙げたが、理由は自身の少年のような姿や楽しく遊ぶ姿が似合いそうだからという説明だ。しかし臆病者で乗り物にあまり乗れない。ダンスのために転校を頻繁にし、高校1年生の時には休学して日本の神戸で留学をしたりもした。 ▶ ケン（李在煥 / イ・ジェファン。1992年4月6日生まれ）－メインボーカル。ゲーム『ストリートファイト』のキャラクターのケンと外見が似ているといって、所属事務所の代表がつけた芸名だ。高校在学中、各種歌の大会で受賞した経歴のおかげで早期に抜擢され、優れた歌の実力で比較的早い期間内にデビューした。自らが挙げた弱点はあまりにも大きな鼻だ。しかし、愛想と愛嬌が多く、才能もあふれている。 ▶ ヒョギ（韓相爀 / ハン・サンヒョク。1995年7月5日生まれ）－サブボーカル。中学3年生の時に全校1位になったほど勉強もよくできたが、芸能人になる夢のために芸高に進学した。練習生期間はわずか3カ月。チームの末っ子であるうえ、舌が短い方なので笑いものにもされ、兄さんたちの愛もたっぷり受ける。デビュー初頭に恥ずかしくて愛嬌をできなかったが、最近は愛嬌を自動販売機のように選んで出すという評価を聞く。 |
- Lim, Chul
- 入力 2016-12-07 00:00:00
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