Q.コン・ユはどんな俳優ですか？
| A. | コン・ユ（공유）。 名前がですね、一緒に所有するという共有（공유）、または公共の財産である公有（공유）に聞こえないですか。 だからなのでしょうか。 コン・ユは韓国芸能界でカン・ドンウォン、ソ・ジソプ、ヒョンビンと共に4大公共財として言及されています。触れずにソロとして残しておこうというのが、女性ファンたちの願いですが、それほどでしょうか。 すでにガールズグループSISTARのボーカルであるソユと俳優パク・シネ、キム・イェリム（Red Velvet）、ユイ（AFTERSCHOOL）、グムミ（クレヨンポップ）、そしてタレントのカン・ジヨンらが理想のタイプにコン・ユを言及していますから。 とにかくコン・ユは公共財なんだそうです。そのため女性たちの携帯電話の壁紙にもよく登場するそうです。 デビューして間もない2005年、ファッション雑誌『VOGUE GIRL』に掲載されたインタビューで、「あなたが最もかっこいいと思う男性を挙げてほしい」という質問に、自分の父親、マイケル・ジョーダン、朴正煕（パク・チョンヒ）元大統領を言及しましたが、若干議論のネタになりました。その後には尊敬する人物として、自分の両親だけを挙げています。父親はプロ野球球団ロッテジャイアンツの従業員であり、コン・ユはスプリングキャンプについて行き、選手たちに直接サインももらったそうです。 子どもの頃には、ただただ夢のようだったことでしょう。学校の友人がどれだけ羨ましがったでしょうか。高校に通う時、制服を選定する過程で彼がモデルをしたのですが、着せてみるとあまりにもかっこよくて、その服が選ばれました。今も人気があるのでしょうか。今の学生たちは北韓（北朝鮮）の人民軍服みたいだと愚痴るという言葉も聞こえます。 とにかく高校時代からコン・ユは、かっこいい学生だったという話です。身長も高いうえ（184センチ）、肩のラインもきれいで（？）、腕と脚も長くてモデルみたいです。だからどんな衣服を着ても似合わないものがありません。 以来、熱心にドラマと映画を行き来しながら演技をしました。しかし、2007年にMBCドラマ『コーヒープリンス1号店』で金持ちの息子役を引き受けるまで、これといった成果を出せなかったのです。ドラマが終わるやいなや軍隊に行ったために忘れられそうにもなりました。事実、軍に行く時にも大きく注目される俳優ではありませんでした。 軍を除隊した後、華やかな演技人生が広がり始めました。ミュージカルを原作にした映画『あなたの初恋探します（原題：キム・ジョンウク探し）』でイム・スジョンと呼吸を合わせ、映画『るつぼ（邦題：トガニ 幼き瞳の告発）』でファンたちの記憶に刻印された俳優になりました。 コン・ジヨン作家の小説を原作にした映画『るつぼ』は、実際に起った障害児を性暴行して韓国社会に衝撃をもたらした事件がもとになっているため、映画は公開前から話題を集めました。コン・ユは、軍勤務をする時に小説を読んで「映画に作って欲しい」と推薦したそうです。本人自らが作品に没頭していたという話です。 『るつぼ』の人気により、2012年にKBSドラマ『ビッグ』でお茶の間劇場に復帰し、イ・ミンジョン、missAのスジと一緒に呼吸を合わせましたが、ドラマは視聴率も10％を下回り、低調なまま終わってしまいました。男女主人公間のロマンスもめちゃくちゃで、企画案自体が4話を過ぎたころから完全にひっくり返り、細切れの台本が溢れていたそうです。それでもコン・ユの演技は素晴らしかったという評価で、このドラマでもコン・ユが着た服は話題になりました。 以降、ドラマ出演の代わりにスクリーンの活動が続きました。2013年には『容疑者（邦題：サスペクト 哀しき容疑者）』で祖国に捨てられた北韓（北朝鮮）最精鋭特殊要員で登場し、派手なアクションを披露しました。映画のシーンの中で漢江に落下する部分が有名ですが、撮影当時12回も飛び降りて恐怖を感じたという裏話です。 その後、しばらく空白期を持っていましたが、2016年に彼が出演した映画が連続公開されました。2月に公開された映画『男と女』は、チョン・ドヨンと一緒に呼吸を合わせましたが興行には失敗し、7月に公開された映画『釜山行き』は、1000万人の観客を集めました。映画『釜山行き』は損益分岐点をなす観客数が280万人程度と推定されましたが、わずか公開3日後にこの数値を達成しました。 『釜山行き』に続き、9月に公開された映画『密偵』も750万人の観客を集めて興行に成功を収めました。2016年は、コン・ユがイメージの良い俳優としてトップスターに安着した1年になりました。それでも終わりではありませんでした。 2016年12月の第1週から電波に乗り始めたtvNドラマ『寂しくて、輝かしい神 - 鬼』でコン・ユは、900年前に評判が高かった高麗の将軍から鬼になったキム・シン役を引き受け、熱演を繰り広げている最中です。 |
- Lim, Chul
- 入力 2017-01-17 00:00:00
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