Q.韓国の次期大統領候補を教えてください:文在寅(ムン・ジェイン)、潘基文(パン・ギムン)

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A. まだ次期大統領選挙日が決まってもいないですが、すでに世論調査では誰の支持率が上がったとか、落ちたとかという言葉が溢れているでしょう。

確信を持って言うことはできませんが、現在の国難を収拾する韓国の次期大統領は、下のグラフに姿を現した人物でしょう。

  • < 2017.1.2付の調査資料 >

もちろん、意外な結果が出る可能性もあるでしょう。保守勢力の絶対的な支持を受けて出馬した将軍が権力の座に座ることもあるでしょう。実際、上記のグラフには目に見えなかった人物がわずか6カ月前に有力な大統領候補に挙がったりもしました。

  • < 2016.5.11付の調査資料 >

上記の2つのグラフを見ると、キム・ムソン前ハンナラ党代表の名前が、現在はグラフから外れた一方で、イ・ジェミョン城南市長が入っていますね。グラフの曲線もあまりにもジグザグで、いつどのように変わるのか誰もわかりません。

もしかしたら保守勢力の絶対的な支持を受ける将軍が権力の座に上がることもあるでしょう。可能性は無限に開かれています。しかし、現実的には難しいでしょう。選挙があまりにも切迫しているため、グラフの上部を占めた人物の誰かが次期大統領になるでしょう。

大統領候補に挙げられているだけに、各自が歩んできた道は本で何冊かずつ書けるほどでしょうが、ここでは簡単に紹介します。

▶ ムン・ジェイン(文在寅)

1953年1月24日生まれ。共に民主党常任顧問。慶南巨済市出身。慶熙大学法学科。配偶者:キム・ジョンスク(1男1女)、宗教:カトリック(洗礼名:ディモテオ)

故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の政治的同志として参与政府(盧武鉉政府)の創造に貢献し、参与政府で大統領秘書室長を務めた。親盧グループの座長格である政治家。

2009年5月23日、盧武鉉大統領が亡くなった後は盧武鉉財団の理事長職を務め、故人の記念事業を率い、政治の世界とは距離を置いていたが、2012年に釜山で55%の得票率で国会議員に当選し、本格的に政治家の人生を歩み始めた。

2012年12月の第18代大統領選挙で野党単一候補で乗り出したが、51.6%の得票率を記録したセヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補に敗れて大統領の座を譲った。しかし、彼が得た得票率は韓国の大統領選挙の歴史の中で2番目に多い48%で、当時の得票率を維持するだけでも、次期大統領選挙で有利な立場を先取りするものと見られる。

▶ パン・ギムン(潘基文)

1944年6月13日生まれ。前国連事務総長。忠清北道陰城郡出身。ソウル大学外交学科(ハーバード行政学修士)、配偶者ユ・スンテク(1男2女)。

学生時代から外交官を夢見て、職業外交官としては頂点である国連事務総長の座に上がった。アジア太平洋諸国出身としては2人目。貧しい家庭の出身だが、家の仕事を助けながらも常に1位を引き受け、それにもかかわらず威張ることなく重々しく奥ゆかしく過ごす性格だった。

国連事務総長を務めたものの、政治には門外漢であるうえ、これまで韓国を離れていた彼が韓国の現時局に適しているのか疑問を提起しているが、年齢が年齢であるため、側近たちも今回の大統領選挙を最後の機会だと考えているようだ。

※ 潘基文前国連事務総長は2月1日、大統領選挙不出馬宣言をしている。
  • Lim, Chul
  • 入力 2017-02-01 00:00:00

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