A. | ひょっとして『ベルリン・天使の詩(Der Himmel Uber Berlin)』という映画を見たことがありますか。 1993年に公開された映画なので、古典作品をわざわざ探して鑑賞する人でなければ、ただ名前を知っている程度の人が多いことでしょう。 人間の世界をあまねく見渡していた天使が空中曲芸をしていた女性に惚れ、天使職を捨てて愛する恋人のそばにとどまる、そのようなあらすじですね。 写真作家ピーター・ハンは、2011年に『3hree voices』を撮影していた際、キム・ジェジュンに「ひょっとして『ベルリン・天使の詩』という映画を見たことがないか」と尋ねたそうです。人間の世界に何か未練が残り、職分を捨てた前職の天使ではないか、このような気がして聞いてみたのかもしれません。 確かに外見だけを見れば天使とも変わりありません。 ジェジュンの身体的特徴の1つは、たくさん食べても太らないということです。女性ファンたちがどれほどうらやましいことでしょうか。 運動好きなのもありますが、夜食を食べても朝起きて体重を計ってみると59キロだという話をSNSで公開したこともあります。身長180センチなのに60キロにも満たないなんて、そのうえ腰回りが23インチだったという話が伝えられ、女性ファンたちが刺激を受けてダイエットを開始したりもしました。 しかし、これもすべて昔話になってしまいました。現役で入隊した後、74キロに増えたそうです。身長に比べたら適切な体重ですが、昔に比べれば自ら太ってしまったと自虐することもあるかもしれません。 とにかく、去る2年間の軍生活はジェジュンを変化させました。あくまでも噂ですが、聞こえる話では軍生活中にガールズグループのおかげで力が出ると言ったそうです。軍服を着ると社会の中でどのようなことをしていたとしても、どのような地位にいたとしても、ガールズグループに若干は熱狂するようになるようです。 メジャーリーグの野球選手だった朴賛浩(パク・チャンホ)と米国LPGA名誉の殿堂に登録されたプロゴルファーの朴セリと一緒に、大韓民国忠清南道公州(コンジュ)が生んだ誇らしい韓国人、忠南の息子は、軍の中で数多くの男性ファンを作ったりもしました。 男:こいつ、俺たちの部隊でジムしている 女:何のこと 女:オッパ、同じ部隊? 女:会ったことは? 男:ううん、あいつが話す陸軍フェスティバルの準備をしようと、俺たちの部隊に来たらしい 男:運動する時に見たら、顔が小さくてかっこよくて、肩幅が広くて 女:わあ~~~~~オッパ、マジで恵まれてるね キム・ジェジュンとジムで一緒に運動したという話がSNSに投稿され、全国津々浦々に飛んで行きました。 SNSに投稿された軍人たちの言いづてには、このような文もあります。 「なぜか彫刻が軍服を着て食膳トレーをもって来たから、何だあれ…と思ったら英雄ジェジュン…隣の席にお座りになったので、スプーンをもってぶるぶる震えながら虚脱して笑っていたら、俺を見て殺人スマイルを浮かべながら『食事おいしくいただいてください^^』 自然に頭が下がり、『はい!!!はい!!!ありがとうございます!!!!!!』とこう言いました…わあ、本当にかっこいいというのはこういうのなんだなあ…と思いました…その日、僕も泣いて僕のプラスティックスプーンも一緒に泣きました」 キム・ジェジュンと同じ所属の小隊員たちは非常に意気揚々としていました。 ただ横で見ていた軍人たちの話によると、ジェジュンが小隊員たちを連れてきて、「兄さんが買ってあげるよ、全部選んで、食べたいもの全部買いな」と言ったそうです。その小隊員たちが1、2個ずつ選んだのですが、キム・ジェジュンがそれを見て、「何だ、これでいいのか? 後悔しない自信がある?」と言う姿が大人っぽくもかわいかったそうです。 このような噂を聞いた女性ファンたちも黙ってはいません。私の弟が、または私の弟の友人が、私の兄が、とにかく軍隊に行った男性がジェジュンを見たと感激し、友達にメッセージを送ったりしたものです。 女性ファンはともかく、軍人がジェジュンに惚れるなんて。あと1つだけ紹介しましょう。 「すぐ横であの姿を実際に見たのですが、鼻と目が本当に本当に本当に本当に高くて深いです…惚れるという言葉がなんなのか分かったようでした…あの目で僕をそっと見つめるのですが…僕は男でなく女が好きなのに、ときめきました」 確かに以前から男性ファンから求愛を受けたため、今更の話でもありません。 すでにビジュアルショック、JJ、三頭妖精、アワン(アジアの王子)、モンムンイ(犬のように可愛い)、人間詐称エルフなどのさまざまなニックネームを持つキム・ジェジュンは、軍生活を通じて「実物詐欺師」という別名を追加したのです。 このような人気があるため、転役するやいなやコンサートを開くことができるのでしょう。
キム・ジェジュンは、自らロック音楽に情熱を持ち、軍入隊前に「転役すればロックバンドを作る考えがある」と明らかにしたため、アジアツアーが終わった後、ロックバンドの結成に乗り出すのか気になります。 |