A. | SEVENTEENというグループ名を聞くと、『Sixteen going on Seventeen』という歌が思い浮かびますね。ジュリー・アンドリュース(Julie Andrews)が出演した映画『Sound of Music』に出てきた曲の中の1曲ですよね。 I am sixteen going on seventeen I know that I'm naive Fellows I meet may tell me I'm sweet And willingly I believe (私の年が16歳、もうすぐ17 私が純粋だということは知っている 男性たちが甘い言葉を言えば そのまま信じようとするでしょ) なぜこのような歌詞が思い浮かぶのでしょうか。おそらく初々しかったその時代が懐かしいからでしょう。 ところが、アイドルグループSEVENTEENはどうしてグループ名がSEVENTEENなのでしょうか? 年齢17歳の男性アイドルだからでしょうか?
SEVENTEENのデビューをめぐって、技量を磨いた練習生は名前に合わせて17人だったといいます。メンバーが離脱して、実力が優れた新しいメンバーを迎え入れてみると、13人になったのでしょう。13人組ボーイズグループの名前をSEVENTEENと決めたため、何かネジが外れたような気がするのも事実でしょう。 だから、解釈がつきました。13人のメンバー+ 3つのユニット(unit)+1つのチーム=17。無理強いのようですね。1つのチームを加えるため無理強いさが倍になったでしょう。そのためファンダムのカラット(*)が生まれた後は、意味が変わりました。13人のメンバー+ 3つのユニット+カラット。 *カラット(carat)はSEVENTEENのファンクラブ。SEVENTEENをダイヤモンドのような存在で思っているという意味を込めている。2017年2月末基準のファンカフェ人員は8万5492人で、2015年にデビューしたアイドルグループの中で最も多い。ファンカフェ会員になると、ファンクラブカード、カードホルダーネックレス、SEVENTEENワッペン、ポラロイドフォトカードセット、ローズクイズ色のサイリウムをもらえる。 SEVENTEENが属している企画会社プレディスエンターテイメントは、大型企画会社ではありませんが、それでもAFTERSCHOOL、NU'EST、HELLOVENUS(*)などのグループを率いている会社ですね。SEVENTEENは正式デビューをする前に、先輩グループのミュージックビデオにカメオで出演したり、バックダンサーとして活動しました。3~4年練習生としている間、デビュー前からファンたちに顔を知らせたのでしょう。 *HELLOVENUSは、2012年にプレディスとファンタジオの合弁会社所属だったが、合弁プロジェクトが終了した2014年以降ファンタジオ所属になった。 デビューを控えては、2015年5月2日から7回にわたってMBCミュージックで毎週末、『SEVENTEENプロジェクト-デビュー大作戦』に出演しました。この放送を見ると、デビューするまでにどれほどハードな練習をしてきたのか知ることができるといいます。 5月26日の7回の放送がデビュー生放送でしたが、男性アイドルとしては初の生放送でデビュー舞台を飾ったでしょう。デビュー以降の行跡は素晴らしいです。2016年2月、デビュー1年にも満たない新人グループがアルバム2枚でGaonチャートで累積販売量17万枚を記録しました。2015年にデビューした男性アイドルの中で最高の成績です。 SEVENTEENは、メンバーがあまりにも多いため、ユニットごとに活動する時も多いです。公式ユニットは、ヒップホップ、ボーカル、パフォーマンスに分かれています。 ユニットメンバー ヒップホップ:S.Coups、ウォヌ、ミンギュ、バーノン ボーカル:ジョンハン、ジョシュア、ウジ、ドギョム、スングァン パフォーマンス:ジュン、ホシ、The8、ディノ ファンたちが遊びで作ったユニットもありますよね。スングァン、ドギョム、ホシが集まった時、空騒ぎをして遊ぶといってプソクスンというユニットが生まれ、逆にS.Coups、バーノン、ウジはノジェム(N0+面白い)ユニットのメンバーたちです。ジョンハン、ジョシュア、ホシ、スングァンは、V Liveでゲームに勝つために詐欺を働く厚かましい行為を見せ、詐欺ユニットのメンバーに当選したでしょう。 『Adore U』をタイトル曲にしたミニアルバム『17 Carst』を発表した後、2015年12月に龍山アートホールで、そして2016年2月にソウルオリンピック公園ハンドボール競技場でコンサートを行いました。メンバーの数を信じたからでしょうか、新人グループがデビュー1年足らずでコンサートを2度も開くなんて大した度胸です。発売を開始するやいなや座席がすべて完売になったため、度胸をふるうに値もするでしょう。 2016年4月末、正規1集『Love&Letter』をリリースしてカムバックしましたが、予約販売4万枚を含めて初動販売量が8万枚を超えました。当時にアルバムを出したアイドルグループの中で断然最高でしたね。 タイトル曲『Pretty U』は、MBCミュージック『SHOW CHAMPION』で初めて1位を獲得しました。MBCミュージックを通じてデビューをして1位も取ったため、縁が非常に深い放送ですね。 地上波で頂上を占めたのは、6カ月が過ぎた2016年12月16日です。KBS『ミュージックバンク』で1位になった『BOOM BOOM』(3集アルバム『Going Seventeen』のタイトル曲)は、メンバーのウジが作曲した曲です。『ミュージックバンク』で頂上に上がる1日前、『BOOM BOOM』はMnet『M COUNTDOWN』でも1位に上がりましたが、発表が出るとスングァンはとどまるところを知らないほど泣き、メンバーたちは作曲家ウジにありがとうとキスの洗礼を浴びせました。 SEVENTEENのアルバムの全体プロデュースを担当しているウジは、泣くことで有名なメンバーですが、彼はMBCミュージックで初の1位を獲得した時、嗚咽を爆発させました。メンバーたちが、「僕たちはいつ1位になるのか?」と言うたびに、「おい、期待するな、期待するな」と言っていましたが、自身が作曲、作詞にプロデュースまで引き受けた曲で1位になったため、どれほど胸がいっぱいになったでしょうか? ※この記事は「SEVENTEENについて教えてください。(2)」に続きます。 |